技術開発Lab - ADXC CRM Official Page https://crm.adxc.co.jp ADX Consulting CRM事業部のオフィシャルページです Wed, 16 Apr 2025 05:53:05 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 https://crm.adxc.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/cropped-adx_logo-32x32.png 技術開発Lab - ADXC CRM Official Page https://crm.adxc.co.jp 32 32 Salesforce AppExchangeを公開するには?きほんのき <AppExchange徹底解説 #2> https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_appexchange_2/ Wed, 16 Apr 2025 01:00:08 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3042 前回の記事では、AppExchangeがスマホで利用するAppStoreやGooglePlayのように、Salesforce用のアプリストアであることと、自社におすすめのアプリの選び方をお伝えいたしました。 本記事では、 […]

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前回の記事では、AppExchangeがスマホで利用するAppStoreやGooglePlayのように、Salesforce用のアプリストアであることと、自社におすすめのアプリの選び方をお伝えいたしました。

本記事では、AppExchangeの構築がどのようなものなのか、セキュリティや販売はどのように行われているのか、大まかな流れに沿って解説します。

1. AppExchangeとは

前回の記事では、AppExchangeの概要やアプリの選び方を解説しましたが、改めてAppExchangeについて概要をまとめます。

AppExchangeとは

AppExchangeはSalesforce用にカスタマイズされたすぐに使えるアプリが揃ったマーケットプレイスです。総インストール数は500万以上で、ライセンス販売数も毎年成長しています。

アプリの種類

種類も多くAppExchangeのサイト内で項目ごとに検索できます。
・価格
・Salesforceエディション
・評価
・カテゴリ別 (セールス、カスタマーサービスなど)

また開発する立場の場合、AppExchangeアプリは公開時の販売スコープによりISVforceアプリとOEMアプリ、二つの種類に分かれます。
・Salesforceユーザに販売する場合:ISVforce
・新規ユーザとSalesforceユーザに販売する場合:OEM(別名:Lightning Platform Enbed)

ISVアプリとは?
・ほとんどのものはSales/Service Cloudの補完アプリ
・リード取得、バックオフィス連携、Einstein Analytics使用のBI、Community使用の業種特化テンプレート、
 Marketing Cloud連携など様々なパターンがある
・利用にはSalesforceライセンスが必要

OEMアプリとは?
・Lightning Platformライセンスが組み込まれている
・Enterprise Editionライセンスがバンドルされるため、Sales Cloudのライセンス無しでもアプリ利用が可能

AppExchangeまとめ

AppExchangeって何? ・AppExchangeはすぐに使えるエンタープライズアプリが揃った
 マーケットプレイスです
・インストール数は500万以上、ライセンス販売も毎年成長しています
ISVforce アプリって何? ・多くはSales/Service Cloudの補完アプリです
・リード取得、バックオフィス連携を始め、Einstein Analyticsを使ったBI、
 Communityを使った業種特化テンプレート、
 Marketing Cloud連携などパターンは様々
・利用にはSalesforceライセンスが必要です
OEMアプリって何? ・Lightning Platformライセンスが組み込まれたアプリです
・Salesforceユーザ以外も使う勤怠管理アプリなどが代表例
・Enterprise Edition ライセンスがバンドルされるため、
 Sales Cloudのライセンスなどを持っていなくてもアプリを利用することができます

ISVアプリとOEMアプリの違いをまとめると、ISVアプリはSalesforceのライセンスが必要な元の機能を強化する役目、OEMアプリはSalesforceのライセンスが組み込まれた新たな機能を付与する役目を担っていると言えるでしょう。

2. プロダクトライフサイクルとオンボーディング

プロダクトライフサイクルとは

アイディアを素早く実現するためのフレームワークおよびプロセスをさし、Plan・Build・Distribute・Market・Sell Support、6つのステージがあります。構築のきほんは「Build」、販売のきほんは「Distribute」にあたります。

オンボーディングとは

ビジネス(契約・販売)とテクニカル(設計・開発)に分かれています。リスティング、ライセンス管理、トライアルなどビジネスに必要なマイルストーンも用意されています。
構築のきほん範囲は開発組織作成からセキュリティレビューまで、販売のきほん範囲はセキュリティレビュー以降です。

3. 構築のきほん

開発組織

開発にはDeveloper Editionを使用します。開発、パッケージ、テストの各組織を使用環境ハブからアクセスすることができます。
無料で使える開発組織

Developer Editionの特徴
・Developer Edition は利用中のSalesforce組織とは”全く別の組織”として自由に取得可能
・複数の組織を持つことが可能
・Developer Edition で開発したプログラムを、他の環境に適用(デプロイ)することが可能

また、プロダクト開発には複数のSalesforce組織を使います。

A. 開発組織
Developer もしくはPartner Developer Edition。一般に複数組織が存在する。

B. パッケージ組織
アプリ(パッケージ)と1対1の関係。名前空間付きのパッケージが設定された唯一のDeveloper組織。

C. テスト組織
システムテストに利用する組織。主にPartner Enterprise Editionを利用。
(※セキュリティレビューではPartner Developer Edition)

環境ハブはPartnerコミュニティに参加した後アクセス可能です。必要な時に組織を作成・管理する機能を持ちます。

*Partner Enterprise EditionやPartner Developer Editionの作成が可能

開発後のデプロイ手法は、アプリによって様々な種類があります。

パッケージ

パッケージは、アプリ配布方法です。アプリを構築し、パッケージングし、顧客組織(ユーザ)にインストールするとアプリが使えるようになります。

パッケージには、管理パッケージ、未管理パッケージの二種類があります。

・未管理パッケージ:コンポーネントを一度だけ配布するパッケージ
・管理パッケージ :プロダクトを継続的にリリースするためのパッケージ

*作成したAppExchangeアプリは管理パッケージを使用します。

セキュリティレビュー

Salesforceがもっとも大切にしているのはお客様であり、お客様のセキュリティを守り保証することで大きな信頼を得ています。AppExchangeで配布するアプリがセキュリティ上問題がないことを「セキュリティレベルに合格する」ことで保証します。AppExchange セキュリティレビューの合格は「お客様の成功と信頼は最も重要な価値」、この信念に基づいており、AppExchangeパートナープログラムの一部となっているため、アプリを開発する企業は必ずセキュリティレビューに合格することが求められます。

参考:AppExchange セキュリティレビューの合格

セキュリティレビューの準備は設計(遅くとも開発)段階から準備が必要です。
プロダクト全体がレビューの対象となり、脆弱性指標ランキングが用意されています。
Secure Coding Guide

まとめ

開発環境って何? ・開発者が自由に取得できて、無償で使える全く別の組織
・Lightning Platformのほとんどすべての機能が使用可能
組織はいくつ必要? ・最低でも3つは必要
・開発組織とパッケージ組織、テスト環境の役割を理解することが重要
・デプロイ手法はアプリによって様々です
環境ハブって何? ・必要な時に組織を作るための機能です
パッケージって何? ・AppExchangeパートナーがアプリを配布する方法
・顧客組織(ユーザ)にインストールするとアプリが使えるようになります
未管理と管理の違いは? ・未管理パッケージはコンポーネントを一度だけ配布するパッケージ
・管理パッケージはプロダクトを継続的にリリースするためのパッケージ
なぜセキュリティレビューが必要ですか? ・何より顧客データを守るため
・AppExchangeパートナープログラムの一部
セキュリティレビューの準備はいつ始めればいい? ・設計(遅くとも開発)段階から準備が必要

4. 販売の基本

オンボーディングはビジネス組織取得後、セキュリティレビュー以降のプロセスを指します。

パートナービジネス組織(PBO)とは

AppExchangeパートナー様向けに無償で提供している2ライセンスのSales Cloud Enterprise Editionです。こちらには、CRMに加え、ライセンス管理アプリ、環境ハブがインストールされています。既に本番組織がある場合は2ライセンス追加されます。

パートナービジネス組織(PBO)とパートナーコミュニティは別組織で役割も異なります。

パートナービジネス組織(PBO)はAppExchangeビジネスの推進が目的です。
目的達成のために以下の内容がインストールされた環境が用意されています。
・顧客管理(SalesCloud)
・ライセンスと機能の管理(LMA/FMA)
・オーダー管理(COA)※日本はパイロット提供
・開発環境と組織の管理(環境ハブ)

ID連携されているので、パートナービジネス組織(PBO)からパートナーコミュニティにログインできます。パートナーコミュニティはAppExchangeリスティングが目的です。以下の内容が紹介されています。
・公開コンソール
・ケース
・学習リソース
・コラボレーション

リストとは

リストは、顧客がアプリを知るための入り口のことです。
リストによりアプリの認知度が高まります。弊社の場合、開発したアプリ「PlainReport」を紹介するこちらのページを指します。

リストの主な役割は製品の紹介です。掲載内容はアプリを説明する
・ロゴ、スクリーンショット、動画
・ホワイトペーパー、ケーススタディ
・マーケティングリソース
・トライアル(オプション)
などです。また、セキュリティレビューの申請やオプションですがリード取得も可能です。

トライアルの目的

トライアルの目的は製品を売ることです。見込み客に無料でアプリケーションを試してもらう体験版を指します。提供方法に3つのオプションがあります。
・インストール可能トライアル
・機能制限トライアル
・Trialforce

「インストール可能トライアル」は顧客が組織にインストールして試用します。簡単に設定できますが、すべての見込み客が組織を持っているとは限りません。またアプリをインストールできるユーザーも限定的です。

「機能制限トライアル」はアプリと事前データを設定した読み取り専用組織にログインして試用します。簡単に設定できますが、データと組織は読み取り専用です。

「Trialforce」は顧客向けのトライアルの組織を「テンプレート」から作成します。より多くをセットアップでき、最大限の柔軟性を持ちます。

*ISVforceアプリでは既存ユーザーにSandboxパッケージをインストールする方法が一般的です。
*OEMアプリではTrialforceを使用して組織ごとに提供するのが一般的です。

アップグレード

軽微な変更に対応するパッチと機能の大幅な追加や変更時に行うアップグレードがあります。
パッチはユーザエクスペリエンスの外見的な更新やバグ修正など、製品の動作に影響しない軽微な変更時に行います。アップグレードは、製品の動作や顧客の操作方法が変わる機能の新規追加や大幅な変更を行う際に実施します。

*弊社のアプリ「PlainReport」も今年実施いたしました。

サポートの目的

契約の継続が一番の目的です。

「見込み顧客」から「商談」を経て「契約」へ。契約継続がサポートの一番の目的です。

PBO(パートナービジネス組織)とライセンス管理アプリ(LMA)


PBO(パートナービジネス組織)を使用して、顧客組織にインストールしたアプリのライセンスが管理できとサポートをすることができます。ライセンス管理アプリ(LMA)では、ライセンスプロビジョニング*、リード収集、機能管理(オプション)が可能です。
*ライセンスプロビジョニング:ライセンスや資源の割り当て・設定を行い、利用や運用が可能な状態にすること。対象や分野によって「サーバプロビジョニング」「ユーザープロビジョニング」「サービスプロビジョニング」などがあります。

アップグレード、ライセンス管理へのQ&A

実際に開発したときに社内で出た質問と答えをまとめました。参考になれば幸いです。

以下の回答はコラムを投稿した現視点での弊社回答ですので、ご参考に留めてください。

Q1 顧客別に別バージョンも提供できますか?

A1 技術的には可能ですが、テストや保守コストが増大するので推奨はしていません。

Q2 アップグレード後にセキュリティレビューは必要ですか?

A2 バージョン毎にレビューが必要です。
ただしバッチやアップグレード全てで完全なレビューが必要というわけではありません。
製品のリストを更新するとSalesforceセキュリティ業務チームが24時間以内にコードをレビューします。

Q3 顧客組織に依存したバグを調べたいときはどうしたらいいですか?

A3 代理ログイン機能を使用して調べます。
まずはアプリケーションのデバッグログを調査します。
さらにISVカスタマーデバッガを使用すれば、実行時の管理パッケージコード調査・デバッグも可能です。

まとめ

前回のユーザー目線での解説に続き、今回はどのようにプロダクトを開発し、販売は具体的にどう行うのか、公開にあたって気をつける点などを開発目線で説明しました。製品を作って終わりではなくプロダクトは6つのステージで展開し、トラブルシューティングやアップグレードを行い日々進化しています。「構築」後の「販売」も、ライセンスやトライアル管理がありプロダクトの品質を担保するのに必須の作業と言えるでしょう。セキュリティレビューにある「お客様の成功と信頼は最も重要な価値」も必須で、設計時からこの考えを意識して開発に着手することが求められます。

Salesforceの開発に興味はあるが、どうしていいかわからない場合、Trailhead上で無料で開発を学ぶことが可能です。
AppExchange パートナーとしてのアプリケーションの作成

ここではソリューションの計画、設計、開発、販売、配布を学び、他パートナーとつながり、エキスパートと交流し、新しい知識を得ることができます。
アプリ導入時は、導入したものをどう生かすかが問題でした。開発する際は、開発したアプリをどのように使っていただくか、トラブルシューティングやアップグレードをどうするか、導入とは全く異なる面からアプリと向き合うことになります。技術者としてはやりがいのある腕のみせどころとなる仕事です!

おまけ

弊社もAppExchangeパートナーですので、AppExchangeアプリをいくつか提供しております。ご興味ある方はぜひ以下の紹介動画もご覧ください。

PlainReport – 簡易Excel帳票/ユーザー数・帳票出力数 無制限

Satoru-月次型売上・人材アサイン・仕入のForecast管理ソリューション

BacklogSync – BacklogとSalesforceをかんたん連携

ADXコンサルタントはお客様の成功のために Salesforce AppExchangeアプリを利用してビジネスを発展させるためのお手伝いをさせていただいております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。気になる内容がございましたら、お気軽にご相談ください!

ご相談はこちら

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Salesforce AppExchangeとは?自社にあったアプリの選び方を解説! <AppExchange徹底解説 #1> https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_appexchange_1/ Wed, 02 Apr 2025 01:00:03 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=2975 Salesforce AppExchangeとはSalesforce用にカスタマイズされた世界最高水準のビジネスアプリストアです。 SalesforceはSFA(営業支援)・顧客管理(CRM)を中心に複数機能を組み合わせ […]

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Salesforce AppExchangeとはSalesforce用にカスタマイズされた世界最高水準のビジネスアプリストアです。
SalesforceはSFA(営業支援)・顧客管理(CRM)を中心に複数機能を組み合わせて使用するプラットフォームであり、このプラットフォームに合わせてさまざまな業種、業務で使用できるよう拡張したアプリを扱うのがAppExchangeです。わかりやすく言いかえると、AppStoreやGooglePlayのSalesforce版と言えるでしょう。

本記事では、実際のAppExchangeがどのようなものなのか、どのように利用されているかや、使用時の注意点を解説します。

AppExchangeとは

AppExchangeは「安定した品質」を提供することでSalesforceの拡張を実現しているため、Salesforceそのものにはない機能もアプリを利用することで使用可能になります。
例えば、Salesforceの操作は不慣れだけれどエクセル操作は慣れている、というユーザーの場合、「エクセル」で検索をしてアプリを探すことができます。慣れた作業をSalesforce上で再現できることで「社内にも定着しやすい」というメリットがあります。
現在日本で展開されているアプリは300以上あり、業務、課題、業種別に検索可能です。様々な課題解決に向け、今後も増加していくでしょう。

AppExchange は Salesforce Storeです
参考:世界最高水準のビジネスアプリマーケットプレイスで、ビジネスを発展させる

アプリ導入実績は?

What is AppExchange?

・Fortune100*掲載の全企業がAppExchangeを導入(導入率100%)
・1000万以上のインストール実績
・Salesforceユーザーの91%が利用中

*Fortune100とは、収益性が高く成功している企業を指します。収益の面で最大の公的および民間企業500社をアメリカンフォーチュン誌ランク付けしてリスト化しています。このリストの最初のトップ100企業をFortuneといいます。

Salesforceを利用している企業の中で、ほとんどに導入されているということがわかります。

アプリの種類

AppExchangeのサイトでは、以下のような項目ごとに検索できるので、使いたいもののイメージが決まっていれば探しやすいように分類されています。
・価格
・Salesforceエディション
・評価
・カテゴリ別 (セールス、カスタマーサービスなど)

自社にあったアプリの見つけ方

具体的に利用したいAppExchangeが決まっていなくても、以下のような手順で自社にあったAppExchangeを探すことができます。

①導入のための準備をする
・課題や達成目標を決める
・ロードマップを作り、長期的と短期的、両方の達成目標を決める
・そのうえで、有料アプリか、無料アプリかを検討

②アプリを調べる
・AppExchangeサイトの検索を使用して、アプリを検索し絞り込む
・AppExchangeのレビューを読む(50,000件以上のユーザーレビューあり)
・購入前に無料トライアルでアプリの機能を確認する
・Sandboxを利用してアプリが実際の環境でどのように動作するかを確認
・コミュニティ等に参加して情報を集める

③購買プロセスを進める
・アプリ提供元にコンタクトし、価格や機能の比較をする
・アプリをインストールする

「アプリケーションガイドブック」より抜粋

AppExchangeを導入する際の注意点

1. ライセンスがPlatformライセンスの場合

カスタムオブジェクトが10個まで等の制限があるケースがあるため、採用するAppが何個のカスタムオブジェクトを使用するのか、あらかじめ調べておく必要があります。

注意:管理されたAppExchange内にあるカスタムオブジェクトはPlatformStaterの10個制限にはかかりません。
未管理パッケージ(SalesforceSEが作成しているもの)はカウントされます。
参考:https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.overview_limits_general.htm&type=5

2. エディションの互換性を確認

ダウンロードするカスタムアプリに利用するSalesforceエディションと互換性のあるコンポーネントのみが含まれているかの確認が必要です。

3. 外部サービスを確認

ダウンロードするカスタムアプリが外部サービスを参照している場合、そのサービスに接続していることを確認しましょう。
例えばアカウント管理にGoogleマップへのリンクがあるアプリの場合、サービスを機能させるにはGoogleマップへの接続が確立されている必要があります。

4. AppExchangeエキスパートは必ず最初にDeveloper Edition組織またはSandboxでテスト

本番組織に希望アプリをインストールする前に、Developer EditionまたはSandboxの組織のいずれかにまずアプリをインストールすることをおすすめします。
このテストを行うことで、リードオンリーユーザーの制限を超えたテストができるようになり、またインストールしたアプリはレコードの作成、編集、削除ができるようになります。
これらの機能はいずれも、無料トライアルでは利用できません。

AppExchangeの探し方

「自社にあったアプリの見つけ方」では使用するアプリが決まっていない場合の見つけ方をご紹介しましたが、このセクションでは具体的なアプリの探し方を説明します。
AppExchangeではアプリを探しやすいよう、項目ごとに分類されています。

・アプリ人気ランキング
・Trailblazerのススメアプリ
・1分でわかる!アプリ紹介動画
・アプリケーションガイドブック

これらのページから検索すると人気のアプリがわかります。また、総合ランキングを見れば「中小企業部門」「大企業部門」があり「売上」「新規導入件数」ランキングを見ることができます。
同業他社が利用しているアプリを知りたいときは「金融・保険業」「製造業」「公共サービス」の業種ごとに人気だったベストアプリを探すことも可能です。
実際に探したアプリを導入する際は導入には「業種」ではなく「業務カテゴリ」から検索することをおすすめします。「セールス」「カスタマーサービス」「マーケティング」などから検索をかけ、料金プランや、スケジュール検討していけば、きっと自社ビジネスに最適化したアプリを発見できます。


アプリ検索はSalesforceサイト内から行うのがが最適ですが、数や種類が多いため自力では検索できない場合があります。使用したいアプリのイメージはあるけれど求めているアプリがうまく探せない場合、情報源として使えるものがいくつかあります。

・X(元Twitter)
・Salesforceの紹介事例
・AppExchangeの米国版(https://appexchange.salesforce.com/)
・Unofficial Salesforce(https://unofficialsf.com/)

いくつか情報ソースがあると、思いがけないタイミングで「このアプリがあれば業務に役立つに違いない!」というアプリに出会えることでしょう。

よくある質問

AppExchange使用時のよくある質問です。弊社がアプリ導入時に「これを知っていたら役立つ!」と実感したご質問を紹介いたします。導入時の参考になれば幸いです。

Q1 利用できるAppExchangeのアプリ数に制限はありますか?

A1 ありません。カスタムタブおよびカスタムオブジェクトの数に制限はありますがアプリ数に制限はありません。

Q2 Labsアプリとはなんですか?

A2 無料アプリ。Salesforce社員が開発し、無償で提供したもの。未管理パッケージです。

Q3 管理と未管理パッケージの違いは?

A3 パッケージとはアプリまたはコンポーネントと関連するコードやメタデータを格納するコンテナ
  管理パッケージ:アプリのプロバイダーにより管理され、お客様がアップグレードできる。
  

*インストール先組織でコードの参照や編集が不可能
  未管理パッケージ:コードを見ることができるパッケージ 
  

*変更できるがアップグレードができない

まとめ

ビジネス上で自社の抱える課題を解決するための拡張アプリをSalesforceのAppExchangeで容易に探すことが可能です。アプリは会社の規模、業種、業務カテゴリから検索することが可能で、価格も有償・無償があり多くの選択肢があります。
Salesforceで標準装備がなく「こんな使い方ができたら」という要望をアプリは簡単にかなえてくれます。
Salesforceのアプリに限らず、入れて終わりということはなく、導入したアプリをどう業務に生かし自社ビジネスをどのように成長させていくか、使う側に求められることも大きいです。自社に何が必要かアプリをどう生かすかが今後の成長のカギになることでしょう。

次回はAppExchangeを開発する際のきほんについて解説します。

おまけ

弊社もAppExchangeパートナーですので、AppExchangeアプリをいくつか提供しております。ご興味ある方はぜひ以下の紹介動画もご覧ください。

PlainReport – 簡易Excel帳票/ユーザー数・帳票出力数 無制限

Satoru-月次型売上・人材アサイン・仕入のForecast管理ソリューション

BacklogSync – BacklogとSalesforceをかんたん連携

LINER – LINEでの顧客接点をSalesforceに集約して営業活動を効率化

最後まで読んでいただきありがとうございます。気になる内容がございましたら、お気軽にご相談ください!

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MuleSoftとは?初心者におすすめの機能について解説! https://crm.adxc.co.jp/column/mulesoft_01/ Mon, 03 Mar 2025 02:00:54 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=2665 MuleSoftは一つのプラットフォームで「複数サービスのデータ連結と基盤運営」を実現するiPaaSサービスです。Anypoint Platformを利用することでアプリ、サイト、ネットワークを統合することで業務の自動化 […]

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MuleSoftは一つのプラットフォームで「複数サービスのデータ連結と基盤運営」を実現するiPaaSサービスです。Anypoint Platformを利用することでアプリ、サイト、ネットワークを統合することで業務の自動化がはかれます。2018年にSalesforceがMuleSoftを買収したことも話題になりました。

一つの組織が使用する多くのアプリを統合できれば業務効率化が進みます。タイパ、コスパという言葉の注目度が高まる中、今後もっとも注目されるサービスの一つといえるでしょう。本記事では初心者向けに、ADXC技術開発LabのMulesoftに知見があるメンバーよりMuleSoftの機能について解説します。

MuleSoftはどのようなツールで何ができるのか

MuleSoftは組織内で使用するアプリやサイトを統合し、一括で「サイトやアプリの設計、保護、構築」を行うサービス基盤です。組織内で使用するデータが統合され、組織内部での業務効率が図られるのはもちろんですが、作成したサイトやアプリの提供先であるお客様にも最適化した環境を提供することができるのです。

Mulesoftの使命をご紹介しましょう。サイト内にこのような記載があります。

MuleSoftの使命は、あらゆるアプリケーション、データ、デバイスを簡単に接続できるようにすることで、お客様のビジネスに起こる変化と革新をご支援することです。API主導の接続性によるインテグレーションプラットフォームであるMuleSoftのAnypoint Platform™は、世界約60カ国、1,600を超えるお客様のアプリケーションネットワークの構築にご利用いただいています。アプリケーションネットワークにより組織全体のデータを解放することで、ビジネスは新しい収益チャネルを容易に創出し、運用効率が改善され、差別化された顧客体験の創出が可能になります。

引用:SMBC Group Accelerates Digital Transformation with MuleSoft – Japanese | MuleSoft

ブラウザベースの統合開発環境であり、MulesoftといえばAnypoint Platformといえるでしょう。ここでインタフェース定義情報を作り、作成APIの公開を行います。
Mulesoft社サイトでは「無料トライアル」を活用して、実際どのように使えるか30日間試用できます。アカウントを作成して実際に試用してみました。

Mulesoftでは大きく二つのサービスを提供しています。
「Integration PaaS」「API Lifecyde Manatement」この中にさらに4つの機能があります。

Integration PaaS
・データソース接続
・データ加工
・プロトコル変換
・オーケストレーション

API Lifecyde Management
・API設計、開発
・APIポータル
・APIポリシー管理
・モニタリング・可視化

これらの機能を活用して具体的に何ができるのか、というイメージがこちらです。
企業内にある複雑で入り組んだシステムを全て連結可能にすることで、簡単にシステムリンクができるようになります。運用や仕様をまとめることで業務の効率化が可能です。

組織内の全システムを連結する場合、開発するには少なくとも35個もモジュールが必要です。開発とメンテナンスに多くの労力を求められます。MuleSoftの場合、全ての連結にMuleSoftを使用するため開発も早くできメンテナンスも容易です。MuleSoftはあらゆるシステムを簡単にリンクします。

例)アメリカ大手投資銀行(Bank Of America)の実績
・レガシーシステム連結スピード→5倍
・API開発スピード→6倍
・40%アジリティ向上

Mulesoftの3つの機能


MuleSoftは3つの機能に応じたサービスを提供しています。
・API統合開発機能 Anypoint Platform
・プロセス開発 MuleSoft Composer
・自動化開発 MuleSoft RPA

MuleSoftは、組織内で使用しているアプリ、サイト、システム、ネットワークを繋ぎ、統合します。
複数システムやサービスの連携基盤、プラットフォームとなる業務連携自動化サービスが生成されます。
業務ごとに必要だった処理やメンテナンスが自動化環境で行えるところは、注目度が高いです。
作業を自動化することにより、業務担当者は「作業」でなく、より、収益性の高い「業務」に注力することが可能です。

API統合開発機能 Anypoint Platform
世界一のAPIプラットフォームとして大企業で利用されています。ノーコード&ローコード開発が特長でシステムのデータ統合を容易にします。あらゆるシステムを「つなぐ」ことにより業務の自動化、効率化をはかります。

プロセス開発 MuleSoft Composer
プラットフォームの軽いバージョンで2022年8月にリリースされました。アプリとデータを瞬時に接続し、ノーコード&クリックだけで開発可能。フロー設計、開発、管理にも対応しプロセスは自動化、限定されたRPA機能を持ちます。コネクタ数に数量が決まっており機能制限されています。

自動化開発 MuleSoft RPA
Botでタスクを自動化します。大量の繰り返し作業が自動化できることにより業務効率がはかれます。クリックだけでプロセス設計することも可能です。Anypoint Platformと統合されたためRPAで作成されたプロセスは編集、再開発が可能です。マンパワーに頼っていた部分が複合的に自動化することで業務効率化につながります。

Anypoint Platformとは

Anypoint Platformツールを詳しくみていきます。
このツールは開発と管理がメインで3つのツールがあります。
・DesignCenter
・Anypoint Code Builder(BETA)
・Anypoint Studio

DesignCenterとは
WebベースでAPI設計、開発を行います。

Anypoint Code Builder(BETA)とは
VSCode Webベースで設計、開発を行います。API設計も含まれていますが現在はBETA版での公開です。

Anypoint Studioとは
Eclipseアプリベースのため、Windows、UNIX、Macでの開発が可能です。JAVAベースMuleランタイム対応となっており、JAVAコードで編集可能。API・アプリなど高度の設計、開発ができるツールです。

開発ツールとは別に Exchangeツールがあり、開発コンテンツの共有・提供を行います。ツールの共有により他ユーザーに供給・循環していくイメージです。

MuleSoft Composerとは?

MuleSoft ComposerはAnypoint Platformを基盤として構築したシステムです。
事前構築済みコネクタでクリックするだけでデータ統合および自動化開発します。
ノーコード、ドラッグアンドドロップで機能開発を実現できます。
*「MuleSoft Composer」と「MuleSoft Composer for Salesforce」は同じシステムで入り口が違うだけです。AnypointPlatformのIDとSalesforceが関連済みの場合、Mule画面でもSalesforce画面でもどちらでも切り替え可能です。

MuleSoft Complser画面では、フロー開発が可能です。
*複雑な開発でも、関連づけたいソフトを配置するだけの少ないステップで対応できます
*フローをjsonファイルに保存して他の環境へ取込み、併用することが可能


MuleSoft Composer
コネクターは現在28種類あります。Box、Gmail、HTTP、Microsoft Teams、Salesforce、Slack、Tableauなど業務に必須のコンポーザーに対応しています。

MuleSoft RPAとは?

*Windowsのみの対応になります。

・RPA MANAGER
・RPA BUILDER
・RPA RECORDER
の3つの機能があります。

「RPA MANAGER」は、管理、簡単なRPAを作成する機能を持ちます。
開発したRPAプロセスを管理・監査・デバッグ・自動化に最適化します。また、開発したプロセスをExchangeへアップロードし再利用することもできます。

「RPA BUILDER」はRPA作成用のIDEです。IDEツールでプロセスのデザイン、開発・編集・テスト・発行が可能です。

「RPA RECORDER」はRPAレコードしフローにします。キーボード操作やマウスクリックなどのアクションをプロセスマップに変換できます。

MulesSoftのセキュリティ


セキュアAPIゲートウェイの効果

バックエンドAPIやサービスに専用オーケストレーションレイヤーを追加することで、オーケストレーションと実装を切り離せます。制御、設定、監視しリアルタイムな確認が可能

・APIを制御するためのインライン・プロキシとして機能
・資格情報、トークン検証、その他認証手段によるAPIリクエストに関連するID検証
・API通過バックエンドサービス到達のトラフィック判断
・レート制限、スロットリングを使用したAPI通過トラフィック測定
・トランザクションの記録(ロギング)、ランタイムポリシー適用によるガバナンス強化
・APIを動かすバックエンドサービスにラストマイル・セキュリティを提供


APIガバナンス設定によるセキュリティ維持
開発したAPIガバナンス設定により、一定レベル以上の品質とセキュリティの維持が可能です。
API Governanceコンソールで品質とセキュリティの基準を設定し、定期的にチェックすることができます。


すべてのAPIにプロファイルを適用し、API開発するときもリルタイムで自動的にチェックできます。

まとめ

MulesSoftをを実際に試用することで、アプリやAPIの接続が素早く簡単に行えるサービスだとわかります。サービス基盤が短時間で構築できるので、業務効率化に今後欠かせない存在になります。MuleSoftの導入で「サイトやアプリの設計、構築、セキュリティ」まで一括で行えます。業務スピードも破格に速くなったことで業績がアップした企業も増えています。社内での利用が効率化につながり、結果としてお客様へのサービス貢献につながるのではないでしょうか。

予告:今回は「MuleSoftとは?初心者におすすめの機能について解説!」を扱いましたが、次回は「Mulesft Anypoint Platform」「Mulesoft Composer /Mulesoft Composer for Salesforce」について取り上げる予定です。

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DataSpiderでSalesforceからレコード取得/挿入してみた! https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce-dataspider/ Mon, 25 Mar 2024 01:00:37 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3832 こんにちは、ADX技術開発Labです! 今回はDataSpiderでSalesforceからレコード取得/挿入を試してみました。 目次 DataSpiderとは?DataSpiderによる開発とは事前準備Salesfor […]

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こんにちは、ADX技術開発Labです!
今回はDataSpiderでSalesforceからレコード取得/挿入を試してみました。

DataSpiderとは?

DataSpiderは、クラウドやデータベース、アプリケーション、ファイルなどの様々なシステムとのデータ連携や
データの加工をアイコンベースで簡単に作成することができるツールです。
詳細については、公式ページ(https://www.hulft.com/software/dataspider)をご参照ください。

今回は、上記ツールでREST APIを呼びだし、Salesforceからレコード取得/挿入を行ってみたのでご紹介いたします。

DataSpiderによる開発とは

  • 連携先システムごとの専門的な知識や技術が不要なノンプログラミング開発
  • スクリプト作成画面上でドラッグ&ドロップによりアイコンを並べて処理の流れを構築
  • 取得/挿入項目の指定や変数への代入をすべて設定ベースで構築

まずは、Salesforceに接続をするための事前準備を行います。

事前準備

Salesforce側で接続アプリケーションを設定

今回は、接続アプリケーションの[コンシューマー鍵]と[コンシューマーの秘密]のみでアクセストークンを発行できる
「クライアントログイン情報フロー」を利用して、Salesforceに接続します。

外部からSalesforceへ接続するために接続アプリケーションを作成します。

[クライアントログイン情報フロー]に実行ユーザを設定します。

[コンシューマー鍵]と[コンシューマーの秘密]をメモしておきます。
DataSpiderでスクリプトを作成する際に必要になります。

Salesforceに接続するための準備ができました。
次に、DataSpiderでスクリプトを作成します。

DataSpiderでスクリプトを作成

まず最初に、アクセストークンを取得する処理を作成します。

アクセストークンの取得

以下は、DataSpiderのスクリプト作成画面です。

①スクリプトに「スクリプト変数」を作成し、前述の[コンシューマー鍵]と[コンシューマーの秘密]の値を設定します。

②右側のツールパレットから必要なアイコンをドラッグ&ドロップで追加し、
 アクセストークンの取得処理を作成します。

次に、REST APIを利用したレコード取得/挿入の処理をそれぞれ作成します。
今回は、「商談」オブジェクトを対象にレコードの取得/挿入を行いました。

レコードの取得

「商談」オブジェクトにあるレコードの「商談名」を取得してみます。

①対象レコードを取得するためのSOQL文を格納する「スクリプト変数」を追加します。

②「GET実行」を利用してレコードの取得処理を作成します。
 クエリパラメータに前述の「スクリプト変数」を設定します。

③プロジェクトを保存後、実行してみると、
 以下のように、レコードの「商談名」を取得できています。

レコードの挿入

以下のようなinsert用csvファイルを利用して、「商談」オブジェクトに2つのレコードを挿入してみます。

①レコードの取得処理と同様に、
 アクセストークンの取得処理の次にinsert用csvファイルの読み取り処理を作成します。

②「POST実行」を利用して、Salesforceに複数のレコードを挿入する処理を作成します。

また、csvファイル内の各項目について、リクエストを発行する際の各パラメタにマッピングします。

③プロジェクトを保存後、実行してみると、
 以下のように、2件のレコード挿入について成功が返ってきています。

Salesforce側でも、2件のレコードを挿入できていることを確認できます。

実際にやってみて

ほとんどの設定がアイコンのドラッグ&ドロップだったので、簡単にSalesforceからレコードの取得/挿入を行うことができました。DataSpiderでは、SalesforceやOracleなどの接続先に応じた接続アダプタを提供しているので、次回はそちらを使ってみたいと思います。

最後に、弊社にはSalesforceのスペシャリストが多数在籍しております。
何かお困りごとがございましたら、下記ボタンからお気軽にご相談くださいませ。
お問い合わせはこちら

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Einsteinって何?Salesforce AIについて解説! https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce-ai/ Fri, 08 Mar 2024 01:00:24 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3788 AI(人工知能)は人間の知能をコンピュータシステムが模倣する能力です。この技術は公開と同時に短時間で拡散し、現在も機能は向上し続けています。模倣後にAIが提供する内容は、学習、推論、問題解決、自然言語処理、対話、画像や動 […]

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AI(人工知能)は人間の知能をコンピュータシステムが模倣する能力です。この技術は公開と同時に短時間で拡散し、現在も機能は向上し続けています。模倣後にAIが提供する内容は、学習、推論、問題解決、自然言語処理、対話、画像や動画や音声の作成などが含まれます。これらは、国内外で研究が盛んに行われています。Salesforceは2023年11月に開催されたSWT(Salesforce World Tour Tokyo)で創業者のマーク・ベニオフが6年ぶりに来日し「生成AIによるビジネスの変革について」講演を行い話題になりました。このコラムでは、マーク・ベニオフの講演内容に触れた上で、「AI(人工知能)と機械学習(ML)の統合」、「EinsteinプラットフォームやAIによるカスタマーサポート」の解説をします。SWT会場に行きに現地での熱気に触れた弊社スタッフによるコラムも合わせてご覧ください。

SWTT(Salesforce World Tour Tokyo)2023

2023年11月28日〜29日に「Salesforce World Tour Tokyo データ + AI + CRM + 信頼でこれからの時代をリードする企業へ」というテーマでSalesforceのイベントが開催されました。テーマに関連したセッションは150以上用意され、合計で2万8000人が登録した、セールスフォース・ジャパン過去最大のイベントとなりました。その中で最も注目を集めたのは創業者マーク・ベニオフ講演でした。1999年の創業時から「新しいカタチでつながる」ことにこだわり続けている彼が今後は「AIについても、お客様のために、正しいプロダクトを正しいタイミングで提供」することを伝えています。現地で熱く、AIの進化と未来について「4つの波」を説明しました。

第1波(予測AI): 収集した関連データを活用して未来の出来事や事象を予測するAI。
第2波(生成AI): 学習済みのデータを使って画像、音声、動画など多様なデータを自律的に生成するAI(ジェネレーティブAI)。
第3波(自律型エージェント): AIが与えられた指示に自律的に回答方法を導き出しタスクを完了する次世代生成AI。
第4波(汎用人工知能): 人間の脳に近い能力を持ち、特定の役割に限定せずに最適な解決策を導き出すAI。

「これまでできなかったことができるようになり、人間の体験をより豊かにすることができるでしょう。これまでにない高みを目指せることが、AIの魅力の一つ。それが今、目の前に開かれようとしているわけで、私は本当に興奮しています」マーク・ベニオフはこのようにAIを評価しています。

また、彼はAIの課題について100%正確でない回答やハルシネーション(幻覚)の問題があることを指摘しました。Salesforceは、将来にわたり「より多くの信頼を提供する」ことを宣言し、使用ユーザーがAIに持つと予想される「不安」に向き合い、解消し、課題解決のために「さらに努力」することを述べています。

実際の講演はオンデマンドでご覧いただけます(ウェビナーの申し込みが必要です)。
Now Everyone’s an Einstein〜データ+AI+CRM+信頼でこれからの時代をリードする企業へ

参考:田中教授が分析。「Salesforceが生成AIでアップデートする世界」とは

AI(人工知能)と機械学習(ML)の統合

AI(人工知能)は知覚、学習、問題解決などの認知機能の模倣能力を持ちます。機会学習(ML:Machine Learning)もこの能力に含まれる領域です。これは、パターンをデータから学習し、予測モデルを構築する技術で時間の経過とともに学習して成長する「限定記憶」に当たります。

SalesforceはAI(人工知能)と機械学習(ML)をビジネス向けのプラットフォームに統合し、顧客関係管理、ビジネスプロセスの最適化、また顧客データを元にした予測分析、自動化など、独自のソリューションとして展開しています。企業独自の顧客データから導き出される顧客関連の予測は、効率や顧客体験の向上に成果を発揮します。コールセンター業務、カスタマーサービスがテクノロジーの進化により提供する企業もサービスを受ける顧客も両者共に大きなメリットを得ています。

参考:コールセンター業務にAI導入する方法と活用事例、3つのメリットを解説
参考:カスタマーサービスに関するお役立ち記事

Einsteinプラットフォーム

SalesforceのAIプラットフォームがEinsteinです。高い信頼性が持ち味のAIです。Einsteinは、顧客データの機密性を確保しながら、ビジネスを効率化し、顧客体験向上に貢献します。Einsteinは、Sales Cloud、Service Cloud、Marketing Cloud、Commerce Cloud、Slack、Tableauなど、あらゆる製品でも活用されています。

Sales Cloudは 世界No.1のAI搭載型であり、CRM営業活動を効率的に進めます。生産性向上とビジネスの成長の実現に欠かせないものとなっています。

  • Service Cloudはサービス業務の効率改善を応援するAI搭載型CRMであり、コンタクトセンターからフィールドサービスまで幅広く対応します。
  • Marketing CloudはマーケティングにAIを活用し、お客様との長期的な関係を築きます。
  • Commerce Cloudは販売力を向上させ、ショッピング体験の新しいイメージを実現するCRMです。
  • Slackは業務のスピードアップ情報やデータ入手を迅速かつ的確に行うツールです。
  • Tableauはインサイト活用により業務の成果を上げるためのツールです。

参考:SalesforceのAIソリューション

SalesforceはAIの未来にも投資を行い、またAIスタートアップのエコシステムも強化。Trailheadという無料学習コンテンツも提供し、AI進化の流れを見逃しません。
Trailhead内のリンクはログインしてご覧ください。ログインには無料の初期登録が必要です。

人工知能の基礎

生成 AI の基本

人工知能の責任ある作成

弊社スタッフコラム

ADXのCRM事業部からも数名がSWTT(Salesforce World Tour Tokyo)2023に参加し、近い未来に向けてたくさんの学びを得ることができました。スタッフコラムをぜひお読みください。

SWTT 2023 講演レポート第1回「AI活用で営業売上に貢献する 戦略的BtoBマーケティング」
SWTT 2023 講演レポート第2回「なぜマーケティングにAIとデータが必要なのか〜事例に学ぶデータの価値〜」
SWTT 2023 講演レポート第3回「経営、IT、事業部が共に取り組むデータドリブン経営 〜AI×営業が共創する新時代の営業組織づくり〜」
SWTT 2023 講演レポート第4回「マイケル・オズボーンほかAIリーダーが語る。AIとの共創術、“信頼”の築き方」

AppExchange EXPO 2024

来る2024年3月14日にAppExchange EXPO 2024が開催されます。
当社は、2023年3月14日(木)に開催されるAppExchange EXPOに出展いたします。
AppExchangeである「PlainReport」をはじめ、BacklogとSalesforceの連携や、Account Engagement(旧Pardot)のEFOなど、Salesforceをご利用の方にお役立ていただけるサービスをご紹介予定です。ぜひご来場ください。

AppExchangeについてご存じない方はぜひこちらのコラムをご覧ください!

Salesforce AppExchangeとは?自社にあったアプリの選び方を解説! <AppExchange徹底解説 #1>

まとめ

Salesforce Towerで開催されるイベント「AppExchange EXPO 2024」では、Salesforce拡張アプリ「AppExchange」で紹介されている中で厳選された製品をその場で見ることができます。最新で人気のアプリが集まることを考えるだけで心躍ります。AI(人工知能)搭載アプリももちろん含まれていて楽しみです。アプリの注目点や活用方法をその場で体感できること想像するだけでわくわくします。開発担当の方のお話も聞ける可能性があることがなにより嬉しい。

このイベントで、興味のあるアプリの説明をその場で確認、リアルイベントなどで開発担当の方から思いがけない技術などのお話もお聞きできるかと思うと楽しみしかありません。複数アプリをその場で検討できるなんて夢のようです。管理方法、技術的な質問、拡張アイデア、自分では思いつかない視点に触れられるチャンスだ、とADXスタッフは熱くなっています。

AppExchange EXPO 2024は、弊社にとってお客様の信頼と未来のビジネスの成功に向けた大切な場です。ぜひ会場内のADXブース起こしいただき弊社製品を体感なさってください。また、日頃の業務においての不明点、困りごとなどがございましたらお気軽にご相談ください。会場でお待ちしております!
イベントについて詳しくはこちら

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Pathfinderとは?今注目のリスキリングプログラムについて解説! https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_pathfinder/ Thu, 15 Feb 2024 01:00:27 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3731 Salesforceがリスキリングプログラムを行なっていたのはご存知でしょうか?リスキリングとは技術の再習得のことです。今回はSalesforceが行なっているリスキリングプログラム、「Pathfinder」*についてご […]

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Salesforceがリスキリングプログラムを行なっていたのはご存知でしょうか?リスキリングとは技術の再習得のことです。今回はSalesforceが行なっているリスキリングプログラム、「Pathfinder」*についてご紹介します。
PathfinderはDX人材を育成する無料プログラムです。Salesforce主催のこのプログラムは多くのDX人材を生み、すでに卒業生の方々がそれぞれの分野で活躍されています。弊社でもここで勉強した方の中から数名が現在活躍しています。今回はこのプログラムがどのようなものか、卒業メンバーが弊社でどのように活躍しているかを解説いたします。

Pathfinderとは

PathfinderはSalesforceが主催するDX人材育成プログラムです。日本では2020年からの開催となりましたが、2018年に米国でSalesforceとDeloitteが共同でスタートしたことがはじまりです。日本で提供されるプログラムは日本向けにカスタマイズされたもので、CRM(顧客関係管理)やSalesforceについて短期間で習得できるよう設計されています。ここでは今後のキャリアに必要とされる技術やビジネススキルの習得機会を提供しています。学ぶ場をオンラインで提供するだけでなく、Salesforceエコシステムでの就業機会が提供されていることも大きなポイントとなっています。学んで終わりでなく、その後の就業イメージもリアルに持つことができる実践的なプログラムです。

*Pathfinder(パスファインダー)

日本でのはじめの募集は100人

Salesforceを日頃業務で使用している人の間ではよく聞く「Pathfinder」ですが、「人材育成プログラム」として提供を開始したのは2021年です。2020年10月にトライアルとして3ヶ月の実習トレーニングを実行し、その後の一般への募集がはじまりましたが、当初の募集人数は100人でした。募集時要項を見ると「ビジネス/マネジメントスキルを全20週で集中的に学習する」「オンライン学習が中心」「対象者は、就職活動中・転職・再就職を検討中の人、IT未経験からキャリアチェンジを目指す人、CRMやクラウドといった新たな技術やスキルを習得したい人」とあり、2020年にはまだ「リスキリング」がうたわれていないこと、募集人数が少ないことがわかります。第一期生がどれくらい活躍しているかはSalesforce周辺のX投稿をチェックしてください。

Salesforceスキル含む人材育成プログラム「Pathfinder」を国内提供、就労先も支援─セールスフォースとデロイト | IT Leaders

翌年の募集は10倍規模に拡大

Salesforceの人材育成プログラムは翌年2022年には規模が10倍に拡大しました。

セールスフォース・ジャパンとデロイト トーマツ DX人材育成プログラム「Pathfinder」の募集規模を10倍の1000名に拡大し、本日申込開始 | セールスフォース・ジャパン

「Pathfinder」一期生は100人規模でスタートしましたが、翌年は募集人数が1,000人、10倍の規模に拡大します。ビジネススキルのトレーニングが効果的で、Salesforce資格取得者が多数輩出したこと、Pathfinder修了者参加のイベントで受講者の就職が決定したことも大きな話題となりました。女性の大きなライフイベントである出産・育児後のキャリアにも大きな道が開きました。コロナ流行による「ステイホーム」推奨の影響もあり、地方からの「リモート就職」の機会も大きく注目された時期です。
2021年9月に公表されたIDCデータは、2026年までに全世界で930万人の新規雇用を「Salesforceエコノミー」は創出すると予想しています。Salesforceがパートナーエコシステムの成長を推進しており、成長を続ける企業も多数存在します。

新しい調査によると、Salesforce Economy は 2026 年までに 930 万人の雇用と 1 兆 6,000 億ドルの新規事業収益を創出する見込み – Salesforce

プログラムの内容

「Pathfinder」はどのようなプログラムで構成されているのでしょうか。プログラムの大きな目的は人材育成です。今後のキャリアのために「必要な技術およびビジネススキルを身につける」ことが目標となっています。
Salesforce内に「Pathfinder」ページがあり詳細はそちらで確認できます。ここでは概要をご紹介いたします。
Pathfinder | セールスフォース・ジャパン (salesforce.com)
Salesforce Pathfinder

Salesforceは、企業が顧客との関係を効率的に管理しビジネス展開を可能にするCRM(顧客関係管理)プラットフォームを持ちます。SalesforceのCRMは世界中の企業で使用されており、信頼性、情報源を提供。良好な関係を顧客と築きビジネスを成功に導くツールとして高い評価を得ています。
「Pathfinder」では、「CRMのビジネススキル」とSalesforceの基礎スキルが学べます。それ以外にも、Salesforce資格試験獲得プログラム、将来のキャリアへのサポートの提供が受けられます。プログラムの目的として「市場価値の高いDX人材を市場に輩出」をうたっており、学習だけでなく実践も多い。スキル開発、キャリア開発を一貫して支援するところもこのリスキリングプログラムの大きな特長です。
Salesforce Pathfinder
「Pathfinder」のロゴですが、「A」の文字が木になっていてとても素敵です。勉強することで自分の中の何かがぐんぐん育っていくような気持ちになります。木が針葉樹というのもどんな厳しい環境にも負けないイメージがあっていいですね。

勉強に要する時間

「Pathfinder」サイトを見てみましょう。

プログラム全体の期間は約5ヶ月。
週7-8時間、2ヶ月のオンライントレーニング、1ヶ月の試験対策、2ヶ月の実務型総合演習を無償提供。

上記のように時間設定されていますが、もちろん個人差はあります。他システムに精通している、他社CRMに詳しい、という方はいいペースで進めていけることでしょう。全くの別業界から挑戦する場合、設定された時間より多くかかることを意識したほうがいいでしょう。くじけないで勉強し続ける強い気持ちが必要です。
また、期間中に認定アドミニストレータ受験費用が一回通常20,000円(税抜)のところを10,000円(税抜き)になります。

*金額は2024.2月現在です。受験資格のある方はその都度Salesforceサイトで金額をご確認ください。

ADXで活躍するスタッフ

弊社ではpathfinder出身スタッフが複数在籍しています。実際の記事がございますのでそちらをぜひご覧ください。



特に反響が大きかったのは「Salesforce未経験だった私がPathfinderプログラムを経てSalesforce導入コンサルのADX Consultingにジョイン!」の記事です。記事執筆者は、2023年2月にpathfinder受講開始、8月卒業、11月弊社入社。Salesforceのpathfinder担当者も大喜びのスピード感あふれるレポートでした。
X投稿でもコメントを頂いております。

今年の2月に受講を開始、8月に卒業、そこから就活して、今もう働いてるなんて信じられないです。
https://x.com/ttakuma0911/status/1721734536525172900?s=20

めちゃくちゃ良い記事!
期間中どんなことやるのかイメージしやすくてわかりやすい……https://x.com/Musasabi_Kumin/status/1721833689569763373?s=20

短期間のうちにpathfinderを駆け抜けてきた山田は、現在CRM事業部スタッフとして大活躍しています。前職でのキャリアも豊富で周囲から頼りにされることも多く、のびのびと働いてます。

まとめ

「Pathfinder」について、どういったものでどのようなプログラムで進むのか解説しました。解説だけでなく、実際に卒業した方がスタッフとして在籍している状況も紹介させていただきました。Salesforceに全く知識の無い方も、勉強することで新しいチャンスに出会えるのはとても素敵なことです。ADXは将来に向けて勉強する全ての方を全力で応援します!

おまけ

弊社はPathfinder賛同パートナーです。ご縁をいただき入社に至ったメンバーを見ているとこの制度の素晴らしさを実感します。

ADXは北海道~沖縄まで全国各地から優秀なメンバーが切磋琢磨しながらそれぞれのフィールドで活躍をしております。
現在、弊社では事業拡大のためコンサルタントを募集しております。カジュアルチャットも実施中ですので、まずは話を聞いてみたいという方も大歓迎です!お気軽にお問い合わせください!
カジュアル面談はこちら

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【2024年版】2023年に新しく加わった3つのSalesforce認定資格 https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_certification_2023/ Tue, 06 Feb 2024 01:00:55 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3698 Salesforceの勉強は続けていらっしゃいますか?技術の進歩も速く、様々なアプリの登場やお客様へのご提案で勉強は必須です。昨年までのSalesforce関連コラムは、「マーケター/コンサルタント向け」のように職業ごと […]

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Salesforceの勉強は続けていらっしゃいますか?技術の進歩も速く、様々なアプリの登場やお客様へのご提案で勉強は必須です。昨年までのSalesforce関連コラムは、「マーケター/コンサルタント向け」のように職業ごとにおすすめする資格を紹介してまいりました。今回は2023年に追加された3つの資格、認定アソシエイト、認定セールスエキスパート、認定AIアソシエイトについて説明いたします。

2023年に登場した新資格とは

Salesforceは2023年に「認定アソシエイト、認定セールスエキスパート、認定AIアソシエイト」3つの資格を追加しました。ユーザーとしての経験が無い方も受験資格対象者とされており、Salesforceをより多くの人に使ってもらうためのエントリーとなる試験です。Salesforceやシステムに関して全くの初心者が認定試験に向けて勉強を開始したとき、用語も質問の意味も不明で絶望的な気持ちになることがあります。個人で勉強をはじめて断念した方も少なくはないはず。そんな方々にむけて取り組みやすく勉強もしやすい試験があるのは大きな励みになります。

今までの資格と異なるところ

今までの資格は「技術者」のための試験で、システムの内容や用語、働きなど問われる内容でしたが今回追加された資格はエンジニアリングに自信のない方々にも対応しています。Salesforce認定アソシエイトの場合「受験する対象はSalesforce のユーザーとしての経験が 0 から 6 ヶ月程度ある方を対象」とうたっており、「ここから勉強を開始しよう」「他の認定試験で挫折したけれどここから勉強し直そう」と思う方々にも取り組みやすい試験であることをアピールしています。

ここからは実際の3つの試験について解説します。
本文内に登場するTrailhead内のリンクはログインしてご覧ください。ログインには初期登録が必要です。また、登録は無料です。

認定アソシエイト

「Salesforce 認定アソシエイト資格は、部署の壁を越えて顧客データに繋がるという課題を統合型 CRM プラットフォームでどのように解決できるかについて基本的な知識を有し、Salesforce のユーザーとしての経験が 6 か月までの方を対象としています。レポート、ユーザー管理、共有、カスタマイズ、データ管理についての基本的な知識があることもプラスですが、技術的な専門知識は不要です。」

Certification - Salesforce アソシエイトCertification – Salesforce アソシエイト

Salesforceユーザーとしての経験が6ヶ月まで、かつ、技術的な専門知識は不要、ここのポイントは初心者にとってありがたいところです。「習うより慣れ」はよく言われており、全くその通りですが「慣れ」まで持っていける環境までなかなか自分自身を持っていけない方は挑戦する価値が高いです。

Trailheadの該当ページに、「Salesforce 認定アソシエイト資格試験に向けた準備」「Salesforce 認定アソシエイト資格試験の準備」ページへのリンクもあり、より勉強しやすい環境も整っています。リンク先でどれくらい時間を必要とするかのガイドもついています。わからない場合はコミュニティで質問をするのもおすすめです。

認定セールスエキスパート

「Salesforce 認定セールスエキスパートは、顧客との信頼関係を構築し、取引先チーム全体、担当役員、ステークホルダーと連携して商談を成立させ、ビジネスの計画、管理、分析などセールスプロセスの全責任を担います。」
「Salesforce 認定セールスエキスパートには、顧客を第一に考え、顧客に対する理解を深め、常に共感をもって顧客に接しながら、その成功の実現に責任を負うことが求められます。」

Salesforce 認定セールスエキスパート受験ガイド

Certification - Salesforce アソシエイト試験準備: Salesforce 認定セールスエキスパート

こちらの資格はSalesforceユーザーとしての経験を問うことなく、むしろ営業担当としての経験を重視しています。技術の内容を問う設問がないため、営業でキャリアを積んでいた方にとっては取り組みやすい内容となっています。

推奨される学習資料はこちら。
Prepare for Your Salesforce Certified Sales Representative Credential

認定AIアソシエイト

「Salesforce 認定 AI アソシエイト資格は、AI と Salesforce の経験が 6 か月以内の方を対象としています。Salesforce AI アソシエイト候補者は、知識は基礎レベルではあるものの、Salesforce AI のコンテキストに沿って、これらの概念について自力で解説して適用できることが求められます。また、AI の基礎的、倫理的な考慮事項、そして Salesforce モジュール、データ管理、セキュリティにおける実践的な応用について理解できることが求められます。」

Salesforce 認定 AI アソシエートの準備を始める

2023年11月28日から日本語版が提供開始された資格です。以前は英語版のみでしたが日本語版提供開始直後から「合格しました」のX投稿を目にすることが多くなり「頑張って勉強している人がこんなに大勢いる」ことがわかると「自分も頑張ろう」と前向きな気持ちになれます。

公式の勉強方法はこちらからご覧いただけます。
Prepare for your Salesforce Certified AI Associate Credential

モジュール内には模擬試験の問題ページもあります。
Certification - Salesforce アソシエイト認定資格試験の準備: Salesforce AI アソシエート

試験に関して、合格した方の体験記、勉強方法、動画での解説などたくさんあります。どのように勉強したか、実際の試験はどのような感じだったのか興味があれば検索してみるのもおすすめです。

試験に向けて

Salesforceの試験はオフサイト試験とオンライン試験があり、どちらでも対応できます。会場まで足を運ばずに受験できるオンライン試験は便利です。

オンライン受験の場合、受験前にどのような準備をすればいいか心配になるのでは。「オンライン受験のご紹介」ページがありますので試験前はご確認ください。試験時は試験問題に集中できるよう、こちらのページをブックマークして試験前に準備しておくと安心です。
Certification - Salesforce アソシエイトオンライン受験のご紹介

試験費用について

今回追加されたSalesforce認定資格、認定アソシエイト・認定セールスエキスパート・認定AIアソシエイトは試験の所要時間は70分、合格には65%以上の正解が必要です。受験費用は10,000円(税抜)で他の認定資格に比べると安価な設定となっています。もし合格しなかった場合でも、再受験料は無料です。「一度で合格しなくても二度目のチャンスがある」と思うと、気持ちが楽になることでしょう。

まとめ

Salesforce資格勉強は使用者にとって必須のものですが、誰でも簡単に理解できるかというと難しい部分もあります。Salesforceの基本的機能や設定、作成手順や用語について理解していくにも慣れが必要です。Salesforceのプロフェッショナルとしてのスキルを証明するための資格試験ですが初心者合格するには高い壁です。新しい資格は、以前より取り組みやすくなり、合格後より上位の認定資格に挑戦する足がかりになることでしょう。

おまけ

資格試験を勉強する方々には、Salesforce、TrailheadのXのフォローをお勧めします。アストロをはじめかわいいキャラクター達が折に触れ応援してくれます。過去投稿で心に残ったものはこちら。

#Trailhead にログインする理由は100以上寄せられ、皆さんがこれらのトレイルを切り開いてくれたことを誇りに思います。
https://x.com/trailhead/status/1749843306761060799?s=20

Salesforce認定資格に合格したみなさまおめでとうございます!
https://x.com/SalesforceJapan/status/1752534718048776560?s=20

2023年の人気記事|2位 『#Salesforce キャリアパスの第一歩、認定アソシエイト登場』
https://x.com/SalesforceJapan/status/1739844177142391086?s=20

独学で勉強なさっている方も勉強している仲間が大勢いることを思い出し、くじけないで一緒に頑張っていきましょう。
ADX ConsultingはSalesforce資格勉強をする全ての方を全力で応援いたします。

またADX Consultingでは資格取得を推進しており、資格取得に向けた勉強会の実施・資格合格時の報奨金制度を取り入れております。
今後Salesforceについて資格を取得して、仕事にしていきたい方はカジュアル面談も実施しておりますので是非こちらのページからご相談ください!
カジュアル面談はこちら

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会社の成長に従って乗り越えるべき「ひずみ」とは?SalesforceとBacklogを活用したプロジェクト管理戦略 https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_backlog/ Mon, 04 Dec 2023 01:00:32 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3452 2023年11月9日(木)に開催された「営業組織とプロジェクト管理の新戦略セミナー」の内容を紹介します。このセミナーは株式会社セールスフォース・ジャパンと株式会社ヌーラボと弊社が共同開催したものです。今回は弊社プレゼンテ […]

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2023年11月9日(木)に開催された「営業組織とプロジェクト管理の新戦略セミナー」の内容を紹介します。このセミナーは株式会社セールスフォース・ジャパンと株式会社ヌーラボと弊社が共同開催したものです。今回は弊社プレゼンテーション部分を主に説明いたします。

AI技術が進歩する中、情報急増に業務が振り回され、本来業務でなく付帯作業に工数をかけてしまうことはないでしょうか?「DX」に取り組んでいるものの業績の伸びが思うようにいかないという悩みはございませんか?
本セミナーではSalesforceを主軸とし、Backlogを使用することで弊社がどのように業務を管理し組織として成長しているか具体例とともに紹介いたしました。

セミナー開催の背景と概要

「AIを始めとした急速にテクノロジーが発展している昨今。如何に最新のテクノロジーを活用して、新たな時代に備えるか――企業にとって「DX」への取り組みは必要不可欠なものとなっています。さらなる売上成長を実現するためには、「営業組織におけるDX戦略」の確立が重要な要素の一つです。同時に、全社一体となった情報連携・コラボレーションを通じて、組織の成長を支える「エンゲージメント戦略」も欠かせません。

セミナーでは、営業組織におけるDX戦略とエンゲージメント戦略について、デモンストレーションも交えながら具体的なアプローチを紹介いたしました。

ADXのこれまでの取り組みについて

ADX Consultingは、Salesforce社およびヌーラボ社のサービス導入や技術の支援を行う公式パートナーです。ADX Consultingでは「Backlog」「Cacoo」を活用した業務改善を進めてきた経験を活かし、SalesforceとBacklogをボタンひとつで連携できるアプリケーション「BacklogSync」を開発しました。ヌーラボ社のブランドメッセージである『“このチームで一緒に仕事できてよかった”を世界中に生み出していく。』を共に実現するために日々邁進しています。

セミナー「SalesforceとBacklogを活用した​プロジェクト管理戦略​」

1.「ひずみ」を乗り越える

組織が成長する際、事業の拡大に伴い4つのステージごとに抱える課題は変化していきます。また課題は「ひずみ」と言い換えることもでき、それまで順調に進んでいた方法があるときうまくいかなくなるといった、従来とおなじやり方では通用しない時期がかならず到来します。
「創業時ステージ」は少数精鋭による成長が見込まれ、そのままの勢いで成長しますがやがて人数の少なさによる限界を迎えます。ある程度まで成長した「創業期ステージ」は業務スタッフの増加により次期ステージに進みます。
そして「拡大化ステージ」では属人的な貢献により成長します。マンパワーによる成長は対応する個人の能力に支えられており、これもやがて限界を迎えます。
さらに「公式化ステージ」まで進むと属人化は影を潜め、業務のルール化による成長がはじまります。安定成長が見込めますがやがてこれも「行き過ぎたルール化」を招き効率が低下します。
この後「最適化ステージ」が来ます。ここは行動とシステムの最適化による成長ステージです。しかしながらここもやがて「環境変化への対応力の低下」を招くことになるのです。
今回はこの組織の発展段階モデル内の「②拡大化ステージ」から「③公式化ステージ」に進む段階で乗り越えるべき、「属人的な運営の限界」に注目しました。

2. 拡大期の「ひずみ」の具体例

拡大期に生じる「ひずみ」は具体的にどのようなものがあるでしょう。「仕組み・制度」「個人」「コミュニケーション」3つの領域に分けることができ、領域内にそれぞれの観点を持ちます。
「仕組み・制度」の領域は4つの観点をもちます。「方針の立案・展開」「業務機能の分担」「業務機能内のPDCA」「人事制度全般」です。「個人」の領域が持つ観点は「経営層」「中間管理職」「一般社員」の3つ。「コミュニケーション」の観点は「役員・役員間」「部門間」「職場内」の3つが挙げられます。
表内の拡大化ステージに記載されているのが「具体的なひずみ」に共感していただける方も少なくないのでは。
「ひずみ」を放置すると、人材の流出・戦略の延滞による業績の悪化を招きます。業績が低迷している企業ほど「ひずみ」の認識数が多くなります。

3.「ひずみ」を解消するには

​「ひずみ」を解消するために必要なのは「動機づけ要因」と「衛生要因」です。​
動機づけ要因は仕事の意義・やりがいなどを指します。
創業期は経営トップからビジョンやミッションを発信して担保していますが、組織が拡大すると伝わりづらくなります。​
そのためミドルマネジメント層が「トップのビジョンを伝える・メンバーの代弁を行う」ロールを担う必要があります。​
衛生要因は組織の公正性を指します。創業期は動機づけ要因のみで動いていたメンバーから​「公正に扱われていない」「大切にされていない」といった衛生要因に関連する不満が出やすくなり配慮が必要です。​公正性が低下すると経営層が「メンバーが自分から動かない」と認識するような事象が発生する可能性が高まります。​

4. 具体的な課題からアプローチする

次に現実的なケースを検討してみましょう。
これらの”ひずみ”を「問題が大きくなるまで放置されてしまう」「そもそも問題に気づかない」「なんとなく課題を認識していても具体的に何をすればいいかわからない」など感じることはないでしょうか。

円滑に次の発展ステージに進むために「ひずみ」を解決することは必須です。対策を打つために具体的な課題からアプローチしていく方法をADXは提案いたします。今回は5つの「ひずみ」をより具体的な課題に落とし込みます。​
5つのひずみ
・業務範囲のダブりやモレが問題として顕在化する
・我流のマネジメントをしており、組織ごとに業績やメンバー育成に差が生じる
・非効率な長時間労働や上司マネジメントに耐えられず、退職者が増える
・他部門の社員や仕事内容がわからなくなり、部門間の調整に時間がかかる
・中間管理職1人あたりの部下人数が増え、個別のコミュニケーションが減少する

5つの「ひずみ」を「3点の具体的な課題」に落とし込む
課題1:商談・顧客対応のスピードが低下している​
課題2:数がどんどん増えるプロジェクトマネジメントが非効率的​
課題3:プロジェクトの改善を行うための意思決定がしづらい​

5. 3点の具体的な課題

課題1「商談・顧客対応のスピードが低下している」

「業務範囲のダブりやモレが問題として顕在化する​」「他部門の社員や仕事内容がわからなくなり、部門間の調整に時間がかかる」こちらの2つの「ひずみ」は業務スピードの低下を招きます。
「業務範囲の重なりや漏れを確認するための工数」あるいは「部門間の調整」は、本来業務に着手する前段階のものです。前段階で時間がかかりすぎてしまうと本来業務に着手するタイミングが遅くなります。
さらに細分化して見てみると「営業と営業事務の利用ツールが異なる​」「商談や取引先の詳細を営業メンバーしか把握していない​」この二つの問題が見つかりました。この問題を解決するためにSalesforceとBacklogのデータ共有を計画しますが、新たに「営業がSalesforceにある商談の​データを営業事務に共有するために​Backlogに一つ一つ転記している​」問題が生じていました。


この「商談・顧客対応のスピードが低下している」という課題は、ツールの活用で解決できます。​
SalesforceからボタンひとつでBacklogに依頼を作成し、営業の負荷が軽減します。ボタンのクリックだけなのでダブりはモレもなくスピードアップが図れるのです。

課題2「数がどんどん増えるプロジェクトマネジメントが非効率的」

「我流のマネジメントをしており、組織ごとに業績やメンバー育成に差が生じる​」「中間管理職1人あたりの部下人数が増え、個別のコミュニケーションが減少する」こちらの2つの「ひずみ」は非効率なプロジェクトマネジメントにつながります。
「我流のマネジメント」は限られた範囲では有効ですが業務規模の拡大に伴い非効率になります。効率の悪さが「業績の差」「メンバー育成の差」につながるのです。「個別のコミュニケーションが減少」は、部下からの不信感を招き、しかるべきタイミングでの「業務の質問」「理解度の把握」が遅れることにつながります。
「各PL(PM)の抱えている案件数が増える​」「メンバーの抱えているタスクの全体量が見えない​」「プロジェクトのコントロールの難易度が上がる」この三つの問題を解決するためにBacklogを使用しているのですが、「プロジェクト管理者がBacklogだけでは複数のプロジェクトの課題を俯瞰的に把握することが難しい​」という問題が生じました。


「数がどんどん増えるプロジェクトマネジメントが非効率的」という課題も、ツールの活用をすることで解決できます。​
BacklogからSalesforceにプロジェクト情報を連携して、わかりやすい画面で管理できたらPL(PM)も案件のコントロールがしやすくなります。またデータを俯瞰的にみる「訓練」が不要となり、自動生成されるわかりやすい画面をもとにした管理業務に専念できるようになります。

課題3:プロジェクトの改善を行うための意思決定がしづらい​

「プロジェクトの改善を行うための意思決定がしづらい」というこちらの”ひずみ”はPM(PL)から報告を受ける管理職の立場の課題です。
複雑化する案件状況の把握が遅れたため、お客様からの信頼を損ねるリスクがあります。
「各PL(PM)からエスカレーションされたプロジェクトの課題の原因がわからない​​」「各プロジェクトの進捗状況が見えない​」「課題の全体把握ができなくなる」三つの問題を解決するためのBacklogをうまく活かしきれず「進行中プロジェクトの全体が​把握できないため対応が遅れ​複雑な案件の炎上リスクにつながる​」問題が生じてきます。


「プロジェクトの改善を行うための意思決定がしづらい」という課題も、ツールの活用が解決につながります。​
BacklogからSalesforceに情報を連携し、レポート画面で管理できたらPM(PL)メンバーも報告・相談が容易になり管理職の立場からしても対策が打ちやすくなります。レポート画面がわかりやすいダッシュボードで作成され、問題点がどこにあるか客観的に判断できる環境をつくることが可能になります。またPM(PL)メンバーも早い段階での相談がしやすくなり意思決定のスピードアップにつながります。

まとめ

SalesforceもBacklogもどちらも業務効率化を考えたとき最適な役割を果たします。しかし、両者を併用したときに本来業務ではない付帯業務が発生し、業務の「ひずみ」の原因となってしまうことがあります。「ひずみ」を最大限におさえるために「Backlogの課題をSalesforceに連携してレポート機能で可視化」することができれば本来業務に専念できます。社内で発生した「ひずみ」に悩んだ弊社スタッフが、問題を解決するために自ら開発したBacklogを使用したアプローチについて説明しました。

成長する企業は、段階ごとに乗り越えるべき「ひずみ」が発生します。
「ひずみ」を具体的な課題からアプローチすれば​エンゲージメント向上と営業DXの推進も実現できる、これは弊社が身をもって体験したことです。​
ツールをうまく活用すれば「ひずみ」が原因で生まれた​具体的な課題に有効にアプローチできる。ツールを活用し、作成レポートをもとに業務対策をすることで業務が確率します。これは結果として属人化業務をなくすことにつながります。「ひずみ」の抽出や課題解決アプローチの方法も、今後の業績アップと結びつくことを確信します。

今回ご紹介した「BacklogSync」紹介ページはこちらです。お困りの点などございましたらお気軽にご相談ください。
詳細はこちら

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CRM Analyticsとは?初めて使う方向けに解説! https://crm.adxc.co.jp/column/crm-analytics/ Mon, 20 Nov 2023 01:00:35 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3377 Salesforceは年に3回、革新的な新機能をリリース提供しています。イノベーションは過去のモノや仕組みにとらわれない新しい技術や思考を取り入れ新しい価値を生み出し、結果として社会に大きな変化をもたらします。ADX技術 […]

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Salesforceは年に3回、革新的な新機能をリリース提供しています。イノベーションは過去のモノや仕組みにとらわれない新しい技術や思考を取り入れ新しい価値を生み出し、結果として社会に大きな変化をもたらします。ADX技術チームメンバーも日々新しい技術を学び、新しい価値を生み出すべくチーム内で教え合うことを習慣としています。

今回はCRM Analyticsと、実際に社内で行ったハンズオン勉強会を紹介します。Salesforceサイト内にCRM Analytics解説ページはありますが、こちらをベースに部分的に深掘りすることで、知識を共有し業務につなげていく流れになっています。

CRM Analyticsとは?

SalesforceのCRM Analyticsは、AI搭載のSalesforceの分析プラットフォームを指し、Salesforceとの直接連携が大きな魅力です。現状や過去の経緯をもとにした分析だけでなく、将来の結果を予測し、ビジネスにおいて次の行動を考える手助けをします。以下のような特長を持ちます。
・大量のデータを高速で抽出・集計・描画できる高い処理パフォーマンス
・コーディング不要のAIが予測やレコメンドを実施
・Salesforceとシームレスに連携

Salesforceとの連携はビジネスの予測に必須となります。実際にCRMAを使用し利益拡大につなげている企業、数千万件のデータ分析が可能になることで営業担当から担当部門へのデータ提供依頼が9割削減となった企業などがあります。

BIツールとは

CRM Analyticsは「BIツール」です。BIツールについてここで解説いたします。
BIはBusiness Intelligence(ビジネスインテリジェンス)の略で、データの分析や活用をビジネスで行うことを意味します。
BIツールは、企業が保持するさまざまなデータを集約してビジュアル化(可視化)し、分析し、インサイトを得ることで、課題解決を支援するツールです。
従来の属人化した「長年の勘」に頼ることなくデータに基づいた意思決定を可能にします。
BIツールが持つ機能で代表的なものとして、「データの可視化」「レポート出力機能」「OLAP(Online Analytics Processing)(オンライン分析処理)機能」「データマイニング機能」「データ共有」の5つがあります。「データの可視化」は、数字だけで表現されていたデータが目的ごとにグラフや図といった理解しやすい形で表示されます。この機能により多様な角度からデータを検討できるようになります。「レポート出力機能」は、ビジネスで必要なデータを必要な形式で出力できる機能です。Excel、Word、PDF、PowerPoint、CSV など必要な形式ファイルで出力できるほか、画面上で一覧表示するダッシュボード形式もよく使われます。インタラクティブに操作でき、リアルタイムなデータとして扱えます。[OLAP機能」は企業に蓄積される大量のデータを視点別に多次元分析し、結果をユーザーに返す機能です。「データマイニング」は高度な分析手法を用いた分析で将来予測に使用されます。「データの共有」は分析結果共有の機能です。クラウド型のセルフサービス BIは、PC、スマートフォン、タブレットなど、各種デバイスの情報を共有します。
BIツールを導入することで、「データの分析と活用が効率化」「データにもとづいた意思決定」が可能になります。複雑なデータも分析結果を簡単に得ることができ、結果としてデータ活用の機会が増え、よりビジネスの核心に近い位置で業務が行えるようになります。経験者の勘や実績に依存せずデータからのインサイトをもとに、合理的で迅速な決定ができることでしょう。結果としてビジネスパフォーマンスが向上します。データの予測やシミュレーションをもとに将来のビジネスシナリオを具体的な形で検討できるようになるのです。

CRM Analyticsの使い方

CRM AnalyticsはSalesforce環境下で使用できるBIツールとしてビジネスに貢献します。

「CRM Analyticsとは、AIを搭載したSalesforceの分析プラットフォームです。
Salesforceと直接連携し、現状や過去の経緯をもとにした分析だけでなく、将来の結果を予測し、ビジネスにおいて次の行動を考える手助けをします。」

CRM Analyticsの使用はビジネスユーザーのデータ分析環境を作ります。データを抽出するための特別なスキルは不要であり、本来の業務に注力することを可能にします。Salesforce内外で管理している全てのデータをスピーディに自由度高く分析することが売上増や業務効率化につながります。

CRM Analytics を知ろう|CRM Analytics|Salesforce サクセスナビ

SalesforceはまたTrailheadという体系的に学べる無料オンラインサービスも展開しており、CRM Analyticsについても学習することができます。

CRM Analytics の概要を理解する 単元 | Salesforce Trailhead

*実際に学習するにはサインアップが必要です。

また、Salesforceサイト内にもTrailheadとは別にCRM Analytics関連のページがあります。

はじめようCRM Analytics:はじめてガイド|Salesforce サクセスナビ
CRM Analyticsを学ぶ:CRM Analyticsを学ぶ|CRM Analytics|Salesforce サクセスナビ
CRM Analytics ドリル:CRM Analytics ドリル|CRM Analytics|Salesforce サクセスナビ

「CRM Analytics ドリル」では以下について学べます。
1.事前準備
2.データの作り方
3.グラフの作り方
4.表の作り方
5.結果の絞り込み
6.ダッシュボードにフィルターを設定
CRM Analyticsドリル(Quip版)はこちら

社内ハンズオン

CRM Analyticsについて各自予習した後、社内ハンズオンが開催されました。
ハンズオンの流れ:
1. アプリケーション(全体の入れ物)の作成
2. データの作成
3. データを同期する
4. 画面解説(3. 同期中に行います)
5. データ結合
6. CSV取込みテスト
7. ダッシュボードの作成

1. アプリケーション(全体の入れ物)の作成


Analytics Studioに遷移。
右上「作成」ボタン→アプリケーション→「空白のアプリケーション」選択、名前をつけて保存。

2. データの作成

3. データを同期する

4. 画面解説

5. データ結合

6. CSVの取り込み


・データマネージャ画面
・データアセット
・新規データセットから取込み
・アップロード

7. ダッシュボードの作成

まとめ

CRM Analyticsは今後利用者が増加すると予想されるアプリのひとつです。使い方やデータの扱い方に少し工夫が必要です。今回のハンズオンは「どのように使うのが効果的か」「どう進めていけばお客様の要望に応えられるのか」「データ取込み時に注意すること」などノウハウを共有する形で開催されました。
お客様がシステムについて深い知識があるのは望ましいことですがいつもそうだとは限りません。必要な情報を必要な形でリアルタイムに入手する、これは業務効率化に役立ちます。データ入手に関わる待ち時間がなくなることで手にはいる時間が大きな価値を生み出すことを確信します。

弊社はSalesforceコンサルティング/AppExchangeの認定パートナーのため、Salesforceを熟知した提案が可能です。また運用に自信のない方でも弊社が責任をもって対応いたします。
お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら

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【2023年版】Salesforce Trailheadハンズオンで困った時は https://crm.adxc.co.jp/column/salesforce_certification_trailbrazer/ Wed, 25 Oct 2023 01:00:07 +0000 https://crm.adxc.co.jp/?p=3301 これまでのコラムでSalesforce資格取得についてロール別に解説しました。システム関連業界での就労経験がなくてもTrailheadを見ながらひとりで勉強できることがSalesforce資格取得の大きな強みです。ネット […]

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これまでのコラムでSalesforce資格取得についてロール別に解説しました。システム関連業界での就労経験がなくてもTrailheadを見ながらひとりで勉強できることがSalesforce資格取得の大きな強みです。ネットで検索すると「未経験から勉強して」「Trailheadを使用して」など心強いコメントを見ることができて励みになることも多いことでしょう。「勉強する!」と決心し、Trailheadに進みながらもハンズオンで壁にぶつかる方も少なくないと思います。
ここでは、勉強を開始したばかりの初心者がぶつかるであろう「壁」とその「乗り越え方」を解説します。

Trailheadとは

Salesforceの世界を知りSalesforce関連の仕事をしたいと思ってはじめるのがTrailheadです。TrailheadはSalesforce社が提供する無料のオンライン学習サービスです。アカウントを作成することにより使用することが可能で、ネット環境があれば24時間いつでもどこでも、もちろんスマホからも勉強できます。

Trailhead | 楽しく学ぶ方法 (salesforce.com)
Trailhead | 楽しく学ぶ方法 (salesforce.com)

需要の高いSalesforceを無料で学習しキャリアアップすることが可能です。「Trailheadを有効活用して、楽しく学ぶ」こちらのページでも詳しく紹介されています。
Trailheadを有効活用して、楽しく学ぶ|Sales Cloud|Salesforce サクセスナビ

認定資格に向けて勉強を開始

*Salesforce資格取得は、いきなり難易度の高い資格に挑戦するのではなくステップを踏んで勉強することをおすすめします。

Trailhead内では勉強する項目がテクニカル、ビジネス、ソフトの面から学べます。自分の目指すロールを決めてロールに即した資格取得に向けて勉強することが最も効率がいい方法といえます。
Salesforceの知識がほとんどなく、システムについての知識が皆無な場合「認定アソシエイト」を受験しようと考える方もいることでしょう。

Certification - Salesforce アソシエイト
Certification – Salesforce アソシエイト

「Salesforce 認定アソシエイト資格の準備」ページを見ながらモジュールを進めます。

Certification - Salesforce アソシエイト

学習カリキュラムは大きな単位の「トレイル」、トレイルは「モジュール」で、「モジュール」は「単位(Unit)」で構成されています。
Certification - Salesforce アソシエイト
モジュールの単位を完了することでバッジとポイントが取得できます。グラフィックは美しく、シンプルでかわいいものもあり勉強もぐんぐんすすむはずです!

ハンズオンがクリアできない

モジュールを進めていくうちにハンズオンが出てきます。これはプロジェクトと呼ばれるハンズオン形式の学習モジュールです。ステップで構成されており、ステップごとの手順を実行することでバッジの取得となります。

参考: Trailheadを有効活用して、楽しく学ぶ|Sales Cloud|Salesforce サクセスナビ

モジュールを進めていくとやがて『Lightning Experience のカスタマイズ』が表示されます。
Certification - Salesforce アソシエイト
Certification - Salesforce アソシエイト
「リストビューの作成およびカスタマイズ」、モジュールごとに進めていきます。
3番目のモジュール「リストビューの作成およびカスタマイズ」まで進めます。実行する項目、質問は初心者がハンズオン対応するのは難しいです。

チャレンジクリア条件
・アップランチャーを使用してセールスアプリを開く
・High Probability Opportunities と名付けた商談リストを作成する
・あらゆるユーザが見られるリストビューにする
・このリストが表示すべき商談は、フェーズが Proposal/Price Quote または Negotiation/Review、
 そしてクローズの確度が greater than or equal to 50% のものに限定する。

3つまではモジュールを読みながら進められますが最後の課題は応用力が問われます。

クリアするには

このモジュールについてはSalesforce内に解答ドキュメントがあります。
Certification - Salesforce アソシエイト
この下を見ると・・・

Certification - Salesforce アソシエイトまずはやるべき Trailhead:簡単カスタマイズ編 Trailmix | Salesforce Trailhead

Salesforceは困ったところは誰かしらが何らかの形で解決方法を残しています。自分にとってどう検索すると解決できるのか、自分なりの検索スキルを上げる方法を考えることも大切です。

まとめ

Trailheadは楽しく勉強できますが、やはりSalesforce独特のクセもあります。またシステムに不慣れな初心者には決して易しいものではないです。どんな人もそれぞれの壁にぶつかり、対策をたてて乗り越えています。今回は「解答編:Lightning Experience のカスタマイズ 」について解説しました。これは公式内にありましたが、ほかにもきっとブログやコラムの形で解説があることでしょう。
モジュールにつまずいてもあきらめることなく勉強していけば将来自分の力となります。つまずいた部分を飛ばして後日チャレンジしたら、問題なくクリアできた、ということもよくある話です。Trailheadに挑戦する全ての学習者を全力で応援いたします!このコラムが少しでもお役立ていただけますと幸いです。

またADX Consultingでは資格取得を推進しており、資格取得に向けた勉強会の実施・資格合格時の報奨金制度を取り入れております。
今後Salesforceについて資格を取得して、仕事にしていきたい方はカジュアル面談も実施しておりますので是非こちらのページからご相談ください!
カジュアル面談はこちら

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