【2023年版資格一覧】Salesforceの活用に役立つ資格を分野ごとに徹底解説!

Salesforce認定資格とは?

Salesforce認定資格とは、世界最大のCRM/SFA/MAツールであるSalesforceの関連製品を使用する担当者のスキルを保持していることを証明するグローバル共通資格です。
2023年9月時点で17種類の基本資格と、13種類の上位資格で構成されており、基本資格に合格すると上位資格を受験することが可能です。また保持をする際は、毎年の資格更新が必要になります。
Salesforceコンサルタントはもちろん、自社の運用にも必要な知識が詰まった資格なので体系立てて学習するのに最適と言えるでしょう。

Salesforce 認定資格

Salesforce認定資格、4つの分野

認定資格は大きく分けると4つの分野があります。
・CRM管理者/コンサルタント
・開発者/アーキテクト
・アナリスト
・マーケター/コンサルタント

担当している業務によって役立つ資格は異なります。
現在従事している仕事のスキルを高めるために取得する他に、別分野であっても将来のために勉強するのも良いでしょう。Salesforceの資格を取得してスキルを身につけていれば思いがけないタイミングでチャンスが来る可能性もあります。

マーケター/コンサルタント向け資格

Salesforce マーケター/コンサルタントに従事する方に向けては以下の資格があります。

基本資格

・認定アソシエイト

  *この資格は資格のファーストステップに最適です。Salesforce資格を取得するのが初めての方はこちらの取得がおすすめです。

・認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
・認定MarketingCloudアドミニストレーター
・認定MarketingCloudメールスペシャリスト

こちらの認定資格取得後、上位資格である下記資格の取得が可能です。
・認定 Marketing Cloud Account Engagement コンサルタント
・認定Marketing Cloud コンサルタント
・認定Marketing Cloudディベロッパー

参考:Salesforce認定資格体系(PDF)

基本試験で問われるのは以下の内容です。
・認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
Account Engagementを使用。マーケティング施策でワークフローの設計、構築・実装の知識保有者だと証明します。

・認定 Marketing Cloudアドミニストレーター
Marketing Cloudを使用。エンドユーザーへの提供機能、使用可能な構成オプションに関する知識保有者だと証明します。

・認定Marketing Cloudメールスペシャリスト
メールマーケティングに必要な知識と技術を保持していることを証明します。
ベストプラクティス・メッセージデザイン・購読者とデータの管理・受信トレイへの配信、メールオートメーション、トラッキングとレポートのメトリクス、 MaråketingCloudメールアプリケーションとの外部連携知識も問われます。

開発者/アーキテクト向け資格

Salesforce 開発者/アーキテクトに従事する方に向けては以下の資格があります。

基本資格
・認定Platform アプリケーションビルダー
・Salesforce 認定 Platform デベロッパー
・認定Dataアーキテクト
・認定Sharing and Visibility アーキテクト
・Salesforce 認定 Development Lifecycle and Deployment アーキテクト
・Salesforce 認定 Identity and Access Management アーキテクト
・Salesforce 認定 Integration アーキテクト
・認定Herokuアーキテクト
・認定B2C Commerce デベロッパー
・認定JavaScriptデベロッパー

上位資格
・認定上級Platformデベロッパー
・認定B2CCommorceアーキテクト
・認定アプリケーションアーキテクト
・認定システムアーキテクト
・認定テクニカルアーキテクト

参考:Salesforce認定資格体系(PDF)

開発者/アーキテクトの分野で資格取得を目指す場合、ファーストステップとして「認定Platformアプリケーションビルダー」から始めることをお勧めします。この資格は「Salesforce Platformを使用の宣言的カスタマイズ機能を使用したカスタムアプリケーションの設計、構築、リリースに必要な知識」が問われます。ファーストステップ取得後、従事する業務に合わせて学習範囲を拡げていくのが理想です。

CRM管理者/コンサルタント向け資格

CRM管理者/コンサルタントに従事する方に向けては以下の資格があります。

基本資格
・認定アドミニストレーター
・認定CPQスペシャリスト

上位資格
・認定上級アドミニストレーター
・認定Sales Cloudコンサルタント
・認定Service Cloudコンサルタント
・認定Experience Cloudコンサルタント
・認定Field Serviceコンサルタント

参考:Salesforce認定資格体系(PDF)

基本資格で問われるのは以下の内容です。

・認定アドミニストレーター
Salesforce製品導入時に必須の基本的なカスタマイズ・設定・管理知識を保有することを証明します。

・認定CPQスペシャリスト
Salesforce CPQプラットフォームで、見積フロー設計・構築・導入知識を保有することを証明します。

アナリスト向け資格

アナリストに従事する方に向けては以下の資格があります。

・認定CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント

問われるのは以下の内容です。

CRM AnalyticsとEinsteing Discovery コンサルタント
Discoveryを使用し、アプリケーション・データセット・ダッシュボード・ストーリーの設計・作成・サポートの基本知識とスキルを保有することを証明します。

まとめ

Salesforceは製品の使用にスキルが必要となり、資格取得は一定のスキルを保有することを証明するグローバルな共通資格となります。初心者の方にとっては高い障壁のように感じることでしょう。Salesforceは製品だけでなく、スキル取得の学習の場として「Trailhead」というプラットフォームを提供しています。Trailheadは無料でいつでも、どこでもネット環境さえあれば学習が可能なので、Salesforceを使いこなすチャンスがつかめます!取得したい資格に応じた試験内容、勉強方法などはもちろん、資格に直接は関係していないメンタルやAI、運動の効果などビジネスと人生に役立つ内容も満載です。最新の技術や、実際にSalesforceを使用した際の不明点をTrailhead内で質問することが可能で、Salesforceを利用する先輩方がオンラインで回答してくれます。
さらに、こちらのページを見ていると一緒に頑張って勉強している方々のアイコンが見えるので「勉強しているのはひとりではない」「私もがんばろう!」という気持ちにさせてもらえます。まだはじめていない方、新しいことを学ぶのは楽しいですよ!一緒に勉強しましょう!

今回はSalesforce資格全体についてお伝えしましたが、次回からはカテゴリごとに解説を行います。
まずはマーケター/コンサルタント向けのSalesforce資格について難易度やおすすめの勉強法を解説しますのでぜひご覧ください!

またADX Consultingでは資格取得を推進しており、資格取得に向けた勉強会の実施・資格合格時の報奨金制度を取り入れております。
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