ADX Consulting は、2025年10月17日(金)に、品川インターシティで行われた「Nulab Conference 2025」(ヌーラボカンファレンス2025)に、ブース出展いたしました!
今回は当日の様子や、開催されたセミナーの参加レポートをお届けしていきます。
Nulab Conference 2025とは?
Nulab(ヌーラボ)は、皆さんご存じのプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を提供している企業です。その「Backlog」が2025年6月にリリース20周年を迎えた節目に、「チームワークマネジメント」という新たな概念を提唱し、その価値をより多くの人々に届けるために開催されたカンファレンスです。
イベント詳細ページ Nulab Conference 2025

Backlogは累計ユーザー数が140万人を超えているとのことで、今回のイベントも多くの方が興味を持って来場されることが期待されますね!
ADX Consultingは、「BacklogSync」をご紹介!
今回、このカンファレンス会場の一角に、スポンサーブースを用意いただけたのですが、ここで自社サービスの「BacklogSync」をご紹介してきました。

「BacklogSync」は、Backlogの複数プロジェクトをSalesforceのダッシュボードで俯瞰的に可視化できるよう、SalesforceとBacklogをボタン一つで連携できるツールです。
Backlogはプロジェクト、タスク管理に非常に優れたツールですが、会社の規模が大きくなってきたり、プロジェクト数が増えてくるとマネジメント層の方にとっては複数プロジェクトを管理するのが大変になってきますよね。
「BacklogSync」を使用すれば、Salesforceにプロジェクトを取り込むことで複数のプロジェクトを横断して俯瞰的に確認することが可能になります!
以前はSalesforceとBacklog、両方のツールをお使いの方向けのアプリケーションでしたが、昨年からSalesforceの基盤をセットでお申し込みいただけるOEM版もご用意しています。つまり、BacklogのみでSalesforceをお使いになってないお客様でもお申し込みいただけるようになりました!
OEM版だとSalesforceの使用できる機能は限られますが、別々にお申し込みいただくよりお求めやすくなっています!
当日のブースの様子
アデクスはプラチナスポンサーという枠で、ブース出展をさせていただきました!

カンファレンスにご来場いただいたお客様に、プロジェクト管理で、何か課題を感じていらっしゃることなど、お話を伺いながら「BacklogSync」をご紹介しました。
やはりプロジェクトが100、200など、どんどん増えていくほどに、マネジメント層の管理が大変になる…のようなお声もたくさんありました。そんなお客様には動画でデモをお見せしながらお話をしたのですが、皆様、興味を持って聞いてくださいました。
当日開催されたセッション、ワークショップなども多数!
さて、今回のイベントでは、「チームマネジメント」がテーマとなっており、1日を通してたくさのセッションやワークショップが開催されていました!
いくつかセッションに参加もできたので、少しご紹介していきたいと思います。
招待講演:「いかにしてチームをワークさせるか」── チームワーク研究の視点から

福岡大学准教授の縄田健悟氏による講演では、チームワークマネジメントの本質について深く学ぶことができました。
特に印象的だったのは、「心理的安全性」は単なる居心地の良さではなく、本気で意見を交わし、挑戦を促すための“土台”であるという視点です。
リモートワークが進む現代では、ツールや仕組みの整備だけでなく、信頼関係や目的の共有といった“人間的なつながり”こそがチームの力を支えると感じました。
弊社はフルリモートで業務に取り組んでいますが、今後はより一層、人と人との関係性を意識してチームづくりに取り組んでいきたいと実感しました。
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基調講演:「次の時代をつくる、チームのかたち」── 国産SaaSリーダーが語る、これからの組織とチームワーク

「チームとは、共通の目的に向かって協働する集団である」という原点に立ち返り、時代に合わせてチームの形をアップデートしていく必要があるというお話が印象的でした。
サイボウズの青野さん、さくらインターネットの田中さん、ヌーラボの橋本さんが登壇し、持続的なチームづくりのためには、目的の共有・役割の明確化・リーダーシップ・コミュニケーション設計・心理的安全性という5つの要素が欠かせないと語られました。
とくに「心理的安全性」を高めることが、チームが活発に意見を交わし、成長していくための最重要ポイントだと強く共感しました。
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セッション:【Backlog AI 新機能発表】AIは“チームの一員”になれるか? ── Backlogが描くプロジェクト・タスク管理の未来

NulabのAI戦略について、今後のBacklog AIがどのようにアップデートされ、どのような新機能が追加されていくのかを解説していただきました。
今後のBacklog AIは、単なる生成AIではなく、“頼れる伴走者”のようにチームに寄り添い、情報整理や進捗管理、リスク予測までをサポートしてくれる存在になる予定です。
特に「情報の蓄積と状況整理」や「進捗・資料の自動生成」といった機能では、これまでナレッジ化されていなかったものの、Backlog内に蓄積されている知見をAIが整理・可視化することで、より一層の業務効率化が期待されます。
また、「会話ベースでの実務支援」や「リスクの事前察知」など、AIがマネージャーのようにプロジェクト全体を見守る機能も追加される予定で、今後のアップデートがますます楽しみです。
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昨年のBacklogWorldに続いて2回目のBacklog関連イベント参加の収穫は?
2024年に行われた「Backlog World 2024」に続いて、Backlog関連イベントは2回目の参加でしたが、ブースにいらしたお客様からプロジェクト管理における課題なども直接お伺いすることができ、まだまだ生産性の向上という点は拡張の可能性があると感じました。
また、カンファレンスのメインテーマである「チームワークマネジメント」からは、普段の仕事でも取り入れられる気付きを受けることができ、ぜひ社内でも内容の共有をしていきたいと思いました!
来月は、Salesforceの一大イベントであるAWTT(Agentforce World Tour Tokyo)も開催されます!
ADX Consultingは、AWTTでも「BacklogSync」や、その他のプロダクトのご紹介をする予定ですので、ぜひまた会場でお会いできればと思います!
では~。