![]() |
![]() |
![]() |
株式会社エージーテック
「コンピュータエンジニアリングの開発・運用・管理の各フェーズにおいて有効なソフトウェアを市場に投入することを通じて社会に貢献する」をコーポレートミッションとして、コンピュータソフトウェアの販売事業を展開する株式会社エージーテック様。
今回は顧客管理の一元化とライセンスマネジメントを目的としてプロジェクトをご進行いただきました岡部様、鈴木様、荻原様にお話をお伺いいたしました。
今回は顧客管理の一元化とライセンスマネジメントを目的としてプロジェクトをご進行いただきました岡部様、鈴木様、荻原様にお話をお伺いいたしました。
目的
- 顧客データの統合管理
- 取扱い商品ごとに適切なライセンスマネジメントができる仕組みづくり
課題
- データの不整合により、顧客管理が適切に行えない
- 顧客利便性の向上を目的とした会員サイトの刷新
インタビューご回答者
- 営業部 岡部様
- マーケティング部 鈴木様
- 技術部 荻原様
対象サービス:Salesforce(CRM、Account Engagement、Experience Cloud)
ポータルサイト:https://agtech.my.site.com/mypage/s/login/
この度は弊社をお選びいただき、誠にありがとうございました。今回のシステム導入へと動くきっかけや、当初お困りだった内容について詳しくお伺いできますでしょうか
岡部様:弊社では10年以上前から、別のCRMを使用していましたが、システムのデザインが古く、ブラウザの「戻る」ボタンを使用するとセッションが切断されるなどユーザビリティ的にも満足のいかないものでした。また、データの重複も深刻な問題で、ユーザーが会員申し込み入力をする際、データの重複を検知する仕組みや運用ができていなかったため、同一企業名のレコードが重複して登録されてしまうケースが頻発し、データ管理の煩雑化を招いていました。
これらの課題を解決するためのCRMのアップデートやデザイン変更には多額のコストが見込まれることが判明し、抜本的なシステム刷新の必要性を感じていました。
こうした背景から、コスト面も考慮した上で総合的に検討した結果、Salesforceの導入が最適な解決策であると判断いたしました。
これらの課題を解決するためのCRMのアップデートやデザイン変更には多額のコストが見込まれることが判明し、抜本的なシステム刷新の必要性を感じていました。
こうした背景から、コスト面も考慮した上で総合的に検討した結果、Salesforceの導入が最適な解決策であると判断いたしました。
弊社を導入パートナーとしてお選びいただいた理由をお聞かせください。
岡部様:Salesforce社からのご紹介がきっかけでした。他の選択肢は特に検討していませんでしたが、結果的にプロジェクトは成功し、ADXCさんにお願いして良かったと思っています。
プロジェクト中の進め方や実現内容など、率直にいかがでしたでしょうか?
岡部様:最終的には成功したプロジェクトでしたが、スケジュール面では当初の予定よりも時間がかかりました。もともとは3〜4ヶ月での完了を想定していましたが、途中で要件が増えたこともあり、スケジュールが延びることになりました。しかし、最後まで丁寧にサポート頂き、旧CRMの契約更新期限前までに無事移行することができました。
MAツールについて、元ツールで作り込み、うまく運用されていたものをSalesforceに切り替えるにあたり、プロジェクトとしてのハードルが高かったかと思います。こちらについての感想をいただけますと幸いです。
鈴木様:以前は別の国産MAツールを使用していました。日本人向けに作られていたため、UIがわかりやすく、操作に慣れており、Account Engagement(旧 Pardot)に切り替える際に、UIの違いに戸惑いました。
例えば、フォームの新規作成時では国産MAツールのような使いやすいデザインになっていませんでした。しかし、ADXCさんにCSSのカスタマイズをお願いし、結果的には満足のいく形に仕上がりました。必須マークの追加やフォントサイズの変更など、細部にわたる調整によって、理想のフォームに近づきました。
また、以前のMAとCRMではデータが一部しか連携されていなかったのですが、Account Engagementで作成したフォームを経由した情報が、Salesforceに自動連携されるようになったのは大きなメリットです。
例えば、フォームの新規作成時では国産MAツールのような使いやすいデザインになっていませんでした。しかし、ADXCさんにCSSのカスタマイズをお願いし、結果的には満足のいく形に仕上がりました。必須マークの追加やフォントサイズの変更など、細部にわたる調整によって、理想のフォームに近づきました。
また、以前のMAとCRMではデータが一部しか連携されていなかったのですが、Account Engagementで作成したフォームを経由した情報が、Salesforceに自動連携されるようになったのは大きなメリットです。
フォームのリンク:https://www.agtech.co.jp/contact/e-shop/
導入後の効果はいかがでしょうか?特に、以下の点についてお聞かせいただけますでしょうか。
マーケティングオートメーション(MA)の比重を高めてプロジェクト進行させていただきましたが、AEメール/フロー周りの効果はいかがでしょうか?
鈴木様:Account Engagementメールの一斉配信を活用しており、レポート機能も充実しているため、効果の分析がしやすくなったと感じています。また、フローを活用してオートメーション化を行い、手作業を削減できたことは大きな利点です。
MC周り(Jotform)の組み込みを行いましたが、ご活用状況はいかがでしょうか?
荻原様:最初は不具合の発生を心配しておりましたが、特に大きなトラブルもなく、スムーズに運用できています。
営業事務業務(受注→出荷)周りについても、問題なくご活用いただけていますでしょうか?
岡部様:出荷管理は非常に重要な業務の一つでしたが、システム導入後はスムーズに運用できています。出荷担当者からのクレームは1件もなく、満足しています。
新設されたポータルサイトへの既存ユーザー様の移行率はどの程度でしょうか?
岡部様:全ての既存ユーザー様の移行が完了しており、問題なく運用できています。
ポータルサイトで募集すると仰られていた講習・セミナーは実施できましたでしょうか?
荻原様:ポータルサイトでトレーニングの募集を行いました。問題なく申し込みいただけており、今後もポータルサイトの申し込み機能を活用していく予定です。
業務効率化につながっている実感はございますでしょうか?
岡部様:旧CRMとSalesforceでは当然ながらシステムが用意している業務フローが異なりますが、旧CRMと比べて作業ステップが増えないようにADXCさんには適宜フローやApex開発による自動化処理を組み込んでもらいました。また、Salesforceのデータの重複検知からマージの機能、検索性能も非常に高く、オブジェクトごとの検索結果を無駄なく横断的に表示できるため、目的のデータへのアクセスがかなり改善されましたし、Account Engagementフォームからのデータ連携もスムーズになり、総合的に効率化されたと思います。
荻原様:マイページの更新において、効率よく対応できるようになりました。以前はHTML で対応するレイアウトの修正作業や、ファイルを一つアップロードするだけでも時間がかかっていましたが、Salesforceを導入することでその負担が大幅に軽減されました。
鈴木様:Salesforceはユーザー側で設定調整できる点が良いと感じています。以前はベンダー企業への修正依頼や、テストの実施などに時間を要していました。現在は、微調整を自社内で行い、テスト環境から本番環境へのリリースも迅速に対応できるようになりました。CRMの改善にかかる時間を短縮できたことは、大きな業務効率化につながっています。
さらに、Experience Cloudを利用して、新卒採用サイトを構築しました。Excelでイメージを作成し、コピー&ペーストのような形で実装できました。外注した場合は時間も予算もかかりますが、Experience Cloudを利用すれば自社で新規サイトを構築できる点が、非常に良いと感じています。ユーザー側でここまで色々なことができるのは、他のCRMと比べて大きな利点だと感じています。
荻原様:マイページの更新において、効率よく対応できるようになりました。以前はHTML で対応するレイアウトの修正作業や、ファイルを一つアップロードするだけでも時間がかかっていましたが、Salesforceを導入することでその負担が大幅に軽減されました。
鈴木様:Salesforceはユーザー側で設定調整できる点が良いと感じています。以前はベンダー企業への修正依頼や、テストの実施などに時間を要していました。現在は、微調整を自社内で行い、テスト環境から本番環境へのリリースも迅速に対応できるようになりました。CRMの改善にかかる時間を短縮できたことは、大きな業務効率化につながっています。
さらに、Experience Cloudを利用して、新卒採用サイトを構築しました。Excelでイメージを作成し、コピー&ペーストのような形で実装できました。外注した場合は時間も予算もかかりますが、Experience Cloudを利用すれば自社で新規サイトを構築できる点が、非常に良いと感じています。ユーザー側でここまで色々なことができるのは、他のCRMと比べて大きな利点だと感じています。
※Experience Cloudは、Salesforce上で顧客、パートナー、従業員向けのコミュニティサイトやポータルサイトを構築できるツールです。
Salesforceの導入によって、貴社の当初の課題解決につながったかと思いますが、今後の貴社事業を含めた展望などあれば教えてください。
鈴木様:今後は、さらにデータの自動連携を進め、マーケティングと営業の最適化を図りたいと考えています。また、Salesforceの活用を推進していくことで、より一層の業務効率化と顧客満足度向上を目指します。
ありがとうございました。
![]() |
|