【2022年】PardotにEFOは導入できるのか?EFOのスペシャリストが実装してみた

EFOについて

EFOとは?

EFOとはEntry Form Optimizationの頭文字の略で日本語で言うと入力フォーム最適化という意味になります。
ユーザーがストレスなくフォーム入力を行えるようにフォームを最適化するCRO*施策のうちの1つです。
またWebマーケティング業界でよく言われている一つとして「穴あきバケツ理論」というのがあります。


これはバケツ(ホームページ)に穴が開いていたら入れた水(集客)がでていく(離脱)ということ。
つまりたくさん集客しても、離脱しているともったいないから穴を塞ぐのが最初ですよって理論です。
では最初に塞ぐ穴はなんのか。それははじめにお伝えしたフォーム周りになります。

*CV[コンバージョン] 成約した、申込完了したという意味
*CRO[シーアールオー] Conversion Rate Optimizationでコンバージョン率を最適化すること

https://crm.adxc.co.jp/wp-content/themes/force_tcd078/img/common/no_avatar.png

でもなんでフォームからなんですか?


https://crm.adxc.co.jp/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4512-300x300.jpg

フォームまで来たユーザーは意欲が高い=成約する見込みが高いユーザーだからです!つまり、潜在層と呼ばれる自分たちのお客様になる見込みが高いユーザーがフォームに来た人ということになるため、フォームを使いやすくし離脱させずに申込してもらうことはCROの第一歩になります!

離脱しやすいフォームの特徴

フォームでは思わぬところで離脱してしまう原因がたくさんあります。
その中でも筆者がこれまで1000フォーム以上改善してきたうち、よく見かけた離脱につながる原因は以下の通りです。

  1. 必須項目がわかりにくい
  2. 入力エラーが起きやすい
  3. 入力項目が多い/スクロールが長い
  4. デザイン性がない
  5. リンクが多い
  6. 入力エラーがわかりにくい

それでは一個づつ解説していきます。

必須項目がわかりにくい

まず一番多いのがこの「必須項目がわかりにくい」ということです。
必須マークであったり、必須項目になにかしらの印がないフォームが多くこれは非常に大きな問題です。
例えばPardotのデフォルトであれば以下の画像のように、パッと見てどの項目が必須になっているのかよくわかりません。
よく見れば「星のマークがついているのが必須かな?」と思う程度ではありますが、ネットリテラシーが低い人やお年寄りなど、さまざまな人が入力するだろうと考えて作ることが重要です。

入力エラーが起きやすい

入力エラーが起きやすい原因の一つして入力制限が厳しいというのがあります。
例えば電話番号項目でハイフンを必ず入れさせるようにしているとか、スマートフォン用のサイトで数字を全角で入力させるとかがこれに当てはまります。
ちなみに筆者がいままで見た中で断トツでひどかった入力制限はフリガナ項目を「半角カタカナ」で入力させるフォームでした(笑

入力項目が多い/スクロールが長い

次に多いのが入力項目が多すぎるということです。
これまで見てきたフォームの中には項目数が100個以上あるフォームや10ページにわたり入力ページなどが実際にあります。
フォームの場合、記事とはちがいユーザーが実際に手を動かす動作が必要になってくるため、入力項目が多いと単純に入力作業が多くなり
それが原因で離脱につながってしまいます。

デザイン性がない

「1.必須項目がわかりにくい」で紹介したPardotのキャプチャで分かる通り、デザイン性がないフォームは離脱の原因につながります。
これは受け手がどう受け取るかの問題で、デザインが伴っていないフォームの場合そのフォームをほんとに入力していいのかどうか不安に陥ってしまいます。
特に個人情報を入力するわけですから、不安にさせてしまったら入力せずに離脱してしまいお申込みにつながりません。
UI/UXのデザイナーがサイトを綺麗にわかりやすくすると同じように、フォームに携わる担当者はどんなフォームが綺麗なのか、ユーザビリティはどうかと考える必要があります。

リンクが多い

次に離脱が多いのはリンクが多いということです。
リンクは別ページに遷移してしまうため、物理的にフォームから離れてしまいます。
そのためフォームには余計なリンクはおかないようにして、フォームだけに意識を向かせるようにしなければなりません。
もしどうしても他ページに記載している内容をフォームから見れるようにしたいといった場合にはモーダルウィンドウ形式をとり実際の遷移ではなく、フォームのページで情報が完結するようにしましょう。

入力エラーがわかりにくい

最後に入力エラーがわかりにくいということです。
どういうことかというと、入力エラーが送信ボタンを押すまでわからず、送信ボタンを押して初めてページが更新され、入力エラーがあるところが表示される。
これではせっかく最後まで入力して送信ボタンを押したユーザーは「めんどくさいな」となり離脱してしまいます。
*実際にPardotフォームの送信ボタンを押した後に表示されるエラー表示。

改善方法はリアルタイムでエラーがわかるようにすることが一番の解決策になります。

今すぐできるEFOのポイント

項目を消しただけで売り上げアップ

フォームの簡単な変更で売り上げを向上させた施策を紹介します。
グロースマーケティングスペシャリスト、ダンカン・ジョーンズサイトによると、「アメリカのエクスペディア社はフォームを変えることで年間の収益が1,200万ドル増加」と紹介されており、筆者もフォームを改善する際、真っ先に対応するのがこの不要項目の削除です。
また下記画像を見ての通り、今回の改良点はフォームを一か所削除しただけです。
不要な項目やユーザーにとって手を止めてしまう項目は離脱ポイントになるため、なるべく減らすように心がけましょう。

出典:duncanjonesnz.com

入力例を入れるだけでコンバージョン率2pt改善

これも簡単な施策の一つですが、筆者が担当したフォームでプレースホルダ(入力例)をいれただけでコンバージョン率が2ptアップした事例があります。
下記画像のように入力項目の中に入力例をいれることにより、どういった形式で入力してほしいのかある程度指示することができると同時に
ユーザーが入力で迷わなくするという意図があります。
*Pardot作成したフォームです。

スマホの入力キーボードを制御するだけでエラー率改善

これはスマホで特に効果のあった施策ですが、input項目のtype属性を入力項目に合わせることでエラー率を改善した施策です。
例えば電話番号や郵便番号項目など、数値のみを入力させる場合には「type=tel」を指定することでエラー率が改善し
コンバージョン率アップに役立ちます。
メールアドレス項目であれば「type=email」、パスワード項目であれば「type=password」など入力形式に応じてtypeを変更しましょう。
*「type=tel」に設定した電話番号の場合のスマホキーボード。

Pardot EFOについて

市場にあるEFOサービスはPardotに導入できるのか

結論から言うと、導入は非常に厳しいです。
というのもEFOツールのほとんどがinput項目のname値やid値といった固有の属性値に対してEFO機能を付与します。
しかしながらPardotのフォームではname値とid値は固定のものになっておらず、導入にあたりかなりハードルが高くなっています。
導入する場合は通常費用+カスタマイズ費用がかかるため、一筋縄ではいきません。(断られることもしばしば)
またEFOツールは自身で設定パターンがほとんどのため、カスタマイズを請け負ってもらえる会社はごく一部だと考えておいてください。

Pardot EFOはあきらめる?

あきらめなくて大丈夫です。
筆者がこれまでの知見を活かしPardot EFOを作成しました。
まずは以下動画をご覧ください。

見ていただいてわかる通り、PardotフォームにもEFOを導入できています。
今後も新規機能を開発予定ですが、2022年7月現在で弊社で実装できている機能は以下の通りです。

  • 必須カラーリング
  • エラーチェック(リアルタイムアラート)
  • 送信ボタンカバー
  • メールドメインサジェスト機能
  • reCAPCHA必須機能

また弊社ではEFOに付随してPardotフォームのデザインを自由に変更することも可能です。
もし「導入したい」「導入方法や機能について聞いてみたい」といったことをお聞きしたい方はぜひ一度お問い合わせください!
お問い合わせはこちら

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萩原 将太

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