リリカラ株式会社
「快適な生活空間を創造し、提案する」を企業理念としインテリア事業部、スペースソリューション事業部を手がけるリリカラ株式会社様。今回はリード管理の統一にあたりプロジェクトをご進行いただいていたスペースソリューション事業部マーケティング部から部長の藤田様、マーケティングをご担当されている勝山様にお話をお伺いしました。
目的
- リード管理システムを統一し、効率的にナーチャリングを行う
- マーケティング施策の効果の見える化
課題
- マーケと営業が異なるシステムを使用していたため、情報の分断が起きていた
プロジェクト概要
- 第一期:2023年6月 MAとSFAの連携・実装
- 第二期:2024年2月~12月 運用に向けた環境構築・伴走
インタビューご回答者
- スペースソリューション事業部スペースソリューション営業本部マーケティング部 部長 藤田秀俊様
- 同部 マーケティングコミュニケーション課 課長 勝山裕美様
対象サービス:Sales Cloud / AppBuilder / Integration Services / Platform / Process Automation
この度は伴走支援に弊社をお選びいただき、誠にありがとうございました。今回のSalesforce導入は、別システムでばらばらに管理されていたリードの管理を統一するものだったと聞いております。当初お困りだった内容について、詳しくお伺いできますでしょうか?
藤田様:もともとSalesforce自体をClassic環境で利用しており、別のMAツール(マーケティングオートメーションツール)でリード管理を行っていました。 MAツールでリードを管理して、Salesforceは商談履歴から案件化までの管理だったため、商流の途中でツールが変わってしまい流れが分断されている形でした。
管理をSalesforceに統一することで、これまでのナーチャリングの強化や、マーケ施策の効果を見える化させたいと考えておりました。
管理をSalesforceに統一することで、これまでのナーチャリングの強化や、マーケ施策の効果を見える化させたいと考えておりました。
弊社を導入パートナーとしてお選びいただいた理由をお聞かせください。
藤田様:金額感と人柄、提案内容です。Salesforceさんから紹介を受けての検討でしたが、要件面で技術的に難しい部分があり、サポートできる会社が限られていました。社内でも検討を進めるにあたってシステムの理解が難しく、どう進めたら良いか迷っていました。その際に、プリセールスの佐野さんが状況を理解してクイックに提案してくれたのが好印象でした。
プロジェクト中の支援は進め方や実現内容等、率直にいかがでしたでしょうか?
勝山様:提案時同様、レスポンスが早かった印象です。Slackやメールのやり取りでのリアクションが早く、技術担当者の片桐さんも手厚くサポートしてくれました。
リードの統一にあたり、特にご苦労された点はございましたか?
勝山様:構築を行う上でどの項目を連携して、どう運用していくかについて想定して完成図を描いていくのが大変でした。実際の運用にどう繋げるかをイメージすることも大変でした。
当時を振り返って、何か改善点等はございますか?
藤田様:現在も引き続き、実際の運用に合わせた構築やレクチャー等の伴走支援をお願いしています。振り返ってみると第ー期の時点で、現在の第二期の範囲まで視野に入れて動けていればよかったなと感じています。構築にあたってのレクチャー等はありましたが、実運用面でのすり合わせができていればよりよかったです。
今後弊社に期待することをお伺いできますでしょうか。
藤田様:今後もありたい姿にたどり着くまで、伴走をお願いしたいです。現在は前回の構築を踏まえて実運用を調整して行っている段階です。今後、Salesforceをユーザー視点でより使いやすいUIに進化させて利用を推進することで、成果の見える化を行い目標達成の進捗やボトルネックの洗い出し、PDCAのスピード向上に繋げていきたいと考えています。
営業がもっとチーム全体でSalesforceを活用することによって成果をあげて、スペースソリューション事業部全体に成功事例として示したいです。
営業がもっとチーム全体でSalesforceを活用することによって成果をあげて、スペースソリューション事業部全体に成功事例として示したいです。
勝山様:マーケティングチームのKPIは、新規のリード獲得数・インサイドセールスへのパス数ですが、Salesforceで一括管理ができるようになることで、マーケメンバー全体としても受注数・率の向上など後工程に対する視野を広げていきたいです。さらに、獲得から受注までの連携したデータを活用することで戦略策定に活かしていきたいと考えています。
藤田様:細かい部分までサポートいただけて感謝しています。今後、Salesforceの運用が本格化しましたら有効なマーケ施策を見極めて営業活動の効率化を図ることやカスタマージャーニーの精度向上に活用していきたいです。
ありがとうございました。
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