法人番号って活用してますか?
みなさん、早速ですがSalesforceはCRM(顧客管理)をしっかり管理できるとても素晴らしいサービスです。そこに、もう少し味付けをしてみませんか?その味付けとは法人番号です!!
法人番号を使うことで更にSalesforceが便利になります!!
法人番号とは?
少し調べてみましょう。法人番号をWikipediaで検索すると以下のように紹介されています。
法人番号(ほうじんばんごう)は、法人と一部の団体に対し日本の国税庁が指定する13桁の識別番号である(会社の法人番号は、商業登記の会社法人等番号12桁の左側に1桁のチェックディジットを付加したもの)。国税、地方税、社会保険などの手続に使われる。行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法、マイナンバー法)の規定に基づく。
※以下、Wikipediaより抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E4%BA%BA%E7%95%AA%E5%8F%B7
簡単にいえば、個人のマイナンバーの法人版と考えればわかりやすいかと思います。では、これをSalesforceで活用するとどういったメリットがあるのでしょうか?
Salesforce × 法人番号で更に便利に
法人番号を活用することで今回は以下の2つのメリットを紹介します。もちろん他にもメリットがありますが、長文になりますのでそれはまたの機会に。
1)取引先を重複なく管理できる
2)法人APIなど様々な情報と連携し、入力の手間の削減や更なるSalesforce活用につながる
では、一つずつ弊社のSalesforce WEEEMを使ってご紹介していきます。本記事でご紹介する機能は弊社でカスタマイズをして、WEEEMに搭載した機能となります。
※WEEEM:弊社の自社Salesforce環境をWEEEM(ウィーム)と呼んでいます。
取引先を重複なく管理できる
取引先に法人番号を入れることで、取引先の重複を防げます。みなさんはSalesforceを登録する際に重複って大丈夫ですか?Salesforceには重複ルールという機能があるので、ある程度は防げますが「取引先名」というフリーのテキスト項目では限界もあります。
弊社のWEEEMでは取引先を登録する際に法人番号を登録しています。
法人番号は以下の国税庁のサイトから検索できますので、簡単に見つけることができます。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/
さぁ、重複した取引先を登録しようとしてみます。既に登録済みの弊社の「株式会社ADX Consulting」を登録すると、以下のようにエラーでデータの重複を防ぐことができます。法人に対して一意のコードとなりますので、同じ法人が複数登録されてしまうことをしっかり防ぎ、データをきれい保つことができます。
素晴らしいですね。データはシステム運用の命ですので、とても重要なことだと考えています。しかし、もっと便利になってほしいって声もありますので、そんな方には次のメリットとなります。
法人APIなど様々な情報と連携し、入力の手間の削減や更なるSalesforce活用につながる
実際に弊社のWEEEM画面での取引先登録の手順を見てみましょう!
1)まずは取引先名と法人番号を入力します。それ以外は入力しません。
2)更新後は右上の[法人APIより取得]ボタンを押下します。
3)押下すると以下の赤枠の情報を経済産業省が管理するAPIサービス(gBizINFO)より取得できます。
※以下以外に住所なども取得できます。
※但し、企業(ベンチャーなど)が登録していないこともあります。その場合は反映しませんので、その点はご了承ください。
gBizINFOとは
gBizINFO(ジービズインフォ)は、法人番号の開始に伴い、政府のIT戦略である「世界最先端IT国家創造宣言」(閣議決定)に基づき運用している情報提供サイトです。国内法人に関連する様々な情報を調べることが可能となり、法人活動を支援できる社会基盤へ発展することが期待されています。
以下サイトより抜粋
https://info.gbiz.go.jp/
まとめますと
経済産業省が提供するオープンデータとAPIを使って、通常では手入力しないといけないことを省略してます。私自身、この仕組みでとても楽に入力しています。また、数式で以下のようなURLを作ってますので、
URLをクリックすると、以下の経済産業省のサイトから該当の法人データを閲覧もできます。
https://info.gbiz.go.jp/hojin/ichiran?hojinBango=6010001214294
みなさん、いかがでしょうか?Salesforce×法人番号により実は様々なメリットを得ることができます。データの整理、入力の手間を削減、もちろん本記事では紹介しませんでしたが、他にもメリットがあります。取引先を法人番号でコード管理するってだけ聞くと面倒という声も出てくると思いますが、営業を実施するときに取引先データを閲覧する頻度はよくありますよね?その際に、取引先と関連付けて様々なデータを見ることで営業の役に立つのではないでしょうか。
私自身もWEEEMを利用する上でとても便利に使ってます。法人番号の管理なしでは考えられなくなってしまいましたので、ぜひみなさんも法人番号を活用してみましょう!!
本記事で弊社に興味を持っていただきましたら、どうぞお気軽にご相談ください!
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