もうすぐバージョンアップ!Salesforce Winter’25プレリリース環境をさわってみた

少し前にSummer’24のリリースノートを確認していた気がしていたのですが、早いものでもう次のWinter’25のリリースノートが発表されています。Salesforceは年3回のバージョンアップがありますので、その前に「こんなところが変わるから、ちゃんと確認しておいてよ」というアナウンスがきます。それがリリースノートです。

Winter'25スケジュール

Salesforce公式のスケジュールより引用

プレリリース環境が取得できるようになっていたので、「システム管理者に向けた Winter ’25 のハイライト」で紹介されていた部分を実際にさわって確認してみようと思います!
Salesforceヘルプ:リリースの準備

まずはプレリリース環境を取得

Salesforce の無料で使える開発環境「Developer Edition」と同じように、専用のサインアップ画面から登録していきます。

プレリリース環境にサインアップすると、ログインURLが届くのですが先週登録した時はなぜかパスワードの再設定ができないままぐるぐるループして、最終的に「ペットの名前は?」と聞かれました。
サインアップの際に入力した覚えもないので、一旦諦めました。。。

さて、気を取り直して後日再度サインアップしてみたら問題なく登録ができ、プレリリース環境を取得できました!
この環境はログインの有無にかかわらず、60日後に削除されるようです。

では、準備ができたところで実際に環境をさわっていきましょう!

オブジェクトマネージャー画面から権限が確認できるようになってる!

見慣れたオブジェクトマネージャーの左側に、「オブジェクトアクセス」という設定が増えています。

なんと、オブジェクトマネージャーの画面から権限セット、プロファイルなどのアクセス権限が確認できるようになります。

今までは、プロファイルや権限セットからでないと確認できなかったので、これは便利ですね!!しかも見やすい。

ユーザーアクセスの概要を表示できるようになった!

こちらもアクセス権限の確認をするのに、見やすい画面になっています。


あれ、これは以前はどうなってたっけ?と思うくらい、自然なUIです。右端の▼を押下すると、アクセス権付与者という表示が出て、クリックするとなぜその権限が付与されているのかが分かるようになっています。

動的強調表示パネル(ダイナミックハイライトパネル)

今まで強調表示パネルは、コンパクトレイアウトで設定したものが表示されていましたが、動的強調表示パネルとなってLightningレコードページから設定できるようになります。

※上部が動的強調表示パネルで、その下のコンポーネントは普通の強調表示パネルです。

webサイトに何か値が入っていた場合だけ、動的強調表示パネルに表示させてみましょう。

webサイトに何も入力されてないときは、動的強調表示パネルに出ていません。

そこから、webサイトを入力すると上の動的強調表示パネルにも出てきます。

正しく設定できました。便利!

というわけで、システム管理者に向けたハイライトから3点をピックアップして、実際に環境をさわってみました。まだリリースノート自体を読み込めていないので、これからリリースまでにしっかり確認して、気になる点はこちらのコラムでお伝えしていけたらと思います!
では~。

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